頼もしさすら感じる手順とアガリだった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月2日の第2試合に登板したBEAST Japanext・中田花奈(連盟)が見事な手順でリーチをかけ、三色同順をツモ。ファンは喝采を寄せ、放送席からも賛辞が寄せられた。
東3局、中田は手の内で678と789の三色同順が狙えるテンパイ。まだ役がなく、ドラもないためダマテンに構えていたところ、ペン7索のターツに6索を引き小考した。解説の村上淳(最高位戦)は「5索引きで平和もある、6索(を切るのが)が普通だけど、9筒を引けると思ったら6索ぶった切るのもありますね。六万より9筒が引けそうじゃないですか。8筒がちらほら切られていて」と説明すると、中田はその解説通り9筒を引いての三色同順狙いで、これをツモ切った。すると首尾良く9筒を引き、三色同順確定のリーチだ。
実況の日吉辰哉(連盟)は「どうよ!?うまい!」と絶叫だ。村上も「これはまいうーですね!」。ファンもまた「完璧!!」「まいうー!」「えええうまw」「かなりんツモってくれ!」「これは凄いな〜」「なかだ、うまい!」と賛辞やエールが殺到した。
手替わりを待った甲斐があり、中田は7索をツモってリーチ・ツモ・三色同順で8000点のアガリ。日吉は「7索ツモったお見事!」とまた声を張り上げた。ファンからは「素晴らしい!」「すごいじゃん!!!」「これは中田オリジナル」「かっこいい!!」と激賞が寄せられ、村上も「これはお見事ですね、うん!」と選択ズバリの中田を褒め称えていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)