佐々木寿人、開幕から個人3連勝なるか 目指すはタイトル総なめ&チーム初優勝/麻雀・Mリーグ
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 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、10月3日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は開幕から2戦2勝と、目標とする個人三冠に向けて爆走するKONAMI麻雀格闘倶楽部の“魔王”佐々木寿人(連盟)。他を威圧する攻撃力を誇るトップ雀士が、またしても卓上を制圧するか。

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 佐々木は開幕前から個人タイトル3部門(個人スコア・最高スコア・4着回避率)の独占と、チーム初の優勝という「取れるものは全て取る」ことを目標に掲げてきた。チームの開幕戦直前にインフルエンザにかかり、初登場が少し遅れたものの、病み上がりでもその強さには一点の曇りもなく、いきなり2連勝。早くも唯一の個人3ケタプラスを築いている。チームも引っ張られるように+200ポイント台で首位。この勢い、どこまで続くか。

 リーグ2位と好調のTEAM雷電からは、今日が40歳の誕生日となった本田朋広(連盟)。Mリーグも自身3年目を迎え、過ごし方も戦い方もすっかり慣れた。先輩3選手とのチームワークは今期も健在で、開幕からここまでチーム初の優勝に向けては何の心配もない。絶好調・佐々木を止められる者として、本田は有力候補の一人だろう。

 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)は今期のキーパーソンに指名されて、この試合が3戦目。過去2戦は惜しい2着1回にラス1回と、まだ勝利が得られていない。チームは昨期4位で入れ替え規定に引っ掛かる状況でもなく、思い切り腕を振れるシーズンではあるが、どこかで上昇気流を作らないことには、チームの雰囲気も上がってこない。こういう時こそ活躍を求められるのがキーパーソンだ。

 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)は今期2戦目の出場。まだチーム自体も勝利がなく、一番乗りで勝利の決めポーズを出したい。周囲から言われる「打点女王」もお気に入りフレーズになり、平均打点で満貫(8000点)以上が当たり前というのが例年。どのタイミングで天才が覚醒するか。一局とも目が離せない。

【10月3日第1試合】

EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人21位 ▲10.8
KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人1位 +135.0
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)個人26位 ▲28.0
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人10位 +41.1

【10月2日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +255.4(6/96)
2位 TEAM雷電 +106.5(8/96)
3位 赤坂ドリブンズ +39.7(10/96)
4位 BEAST Japanext ▲1.3(8/96)
5位 U-NEXT Pirates ▲1.8(8/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲58.2(8/96)
7位 セガサミーフェニックス ▲101.9(6/96)
8位 EX風林火山 ▲113.8(8/96)
9位 渋谷ABEMAS ▲124.6(10/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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