魔王、止まらず!佐々木寿人が開幕から個人3連勝 強さを刻む5万7300点の“コナミコマンド”も完成/麻雀・Mリーグ
【映像】佐々木寿人、他を圧倒する親倍満のシーン

 快進撃が止まらない。KONAMI麻雀格闘倶楽部の佐々木寿人(連盟)が10月3日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」の第1試合に登板。9月26日の第2試合、9月29日の第1試合に続き、開幕3連勝を飾った。

【映像】佐々木寿人、他を圧倒する親倍満のシーン

 当試合は、起家からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)、佐々木、TEAM雷電・本田朋広(連盟)の並びで開局。先手を打ったのは、やはり佐々木だった。東1局、5巡目でカン7筒待ちのリーチをかけると、難なくツモってリーチ・ツモ・赤・ドラ2の満貫・8000点を獲得。「これをツモるようなら、手が付けられない」。放送席が予想した通り、この日も佐々木は暴れ回った。東2局では本田が跳満、南1局2本場では亜樹が満貫をアガるなど、一時は混戦の様相を呈したが、これはあくまでパワーチャージ。親番の南3局を迎えると、そのパワーが一気に爆発した。

 南3局0本場のリーチこそ成就しなかったものの、南3局1本場では中のみの1500点(+300点、供託3000点)を獲得。続く南3局2本場では5巡目にリーチをかけ、放送席が「何巡目にツモるかって話だね」と盛り上がる中、見事に次巡にアガリ牌を手繰り寄せてリーチ・一発・ツモ・平和・一気通貫・赤・ドラ・裏ドラの倍満・2万4000点(+300点)を奪取した。南3局3本場でも、リーチ・ツモ・ドラの6000点(+900点)を加算。「詰めをちょっと誤りました」「強かったですね」と試合後に感服した通り、南4局では本田の猛追を受けたが、最終的には、その本田からタンヤオのみの1000点をアガり、自らライバルを鎮圧した。

 結果的に、持ち点は5万7300点。この、昨シーズン2月のチームメイト・伊達朱里紗(連盟)以来となる“コナミコマンド”について自ら触れた佐々木は、「全然、狙っていないです」「必死にやっていました」と笑顔。「こんなに倍満って出るものなんですか?」と高打点を連発する点の問いには「手役派なんで」「手なりで、何の技術もない」と謙遜した。一方で、開幕前に個人スコア・最高スコア・4着回避率の三冠を狙うと宣言したことについて聞かれた際は、「良い感じで来ている」と手応え十分な様子。「次回もこの調子で頑張りたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします」と、力強いコメントでインタビューを締めた。


【第1試合結果】

1着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)5万7300点/+77.3
2着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)4万1900点/+21.9
3着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)1万2300点/▲27.7
4着 EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)-1万1500点/▲71.5

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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