「これこれ、これが見たかった!」先輩の猛攻に人気女流が歓喜のダブルピースでシンクロ/麻雀・Mリーグ
【映像】佐々木寿人、他を圧倒する親倍満のシーン

 「これこれ、これが見たかった!」。他を制圧するような戦いぶりを続ける先輩の姿に、後輩の女流雀士たちも拍手の連打とダブルピースだ。「大和証券Mリーグ2023-24」10月3日の第1試合、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が、南場の親番で倍満をツモるなどして、開幕から個人3連勝を果たした。今期は個人三冠独占と、チームの初優勝を目標に掲げた佐々木だが、開幕から1カ月足らずで早くも目標実現を感じさせるほどの快進撃。3連勝を決定づけた倍満ツモアガリのシーンには、高宮まり・伊達朱里紗(いずれも連盟)も、控室で大喜びした。

【映像】大喜びする高宮・伊達

 佐々木は例年、スロースターターと言われてきたが、今期は開幕早々から「魔王」と呼ばれる超強力な攻撃麻雀を展開。役満より出にくいとも言われる三倍満もアガるなど、既にエンジン全開といった雰囲気を漂わせている。個人3連勝をかけて臨んだ試合でも、東1局からアガリにくそうなカン7筒をあっさりツモってリーチ・ツモ・ドラ2の満貫でスタート。リードを奪いながら後半へと突入した。

 やや混戦になりかけた終盤、決定打となったのが親番・南3局2本場だ。わずか5巡目で平和・一気通貫・赤・ドラと、ダマテンでも出上がりで満貫、ツモれば跳満のところを迷うことなくリーチを即決。このリズムに応えるように次巡に4索をツモると、裏ドラも1枚乗せて、リーチ・一発・ツモ・平和・一気通貫・赤・ドラ・裏ドラの9翻、2万4000点(+600点)をアガりきった。

 ファンも大興奮の一撃に、控室で見ていた後輩たちも大はしゃぎだ。ツモの瞬間、伊達は大きく両手を挙げて「8000オールじゃない!?」と拍手。横で見ていた高宮も、一緒に拍手した。続けて伊達が「これこれ、これが見たかった!」とカメラに向かってダブルピースすると、高宮も「これが魔王です」と同じくダブルピースと笑顔をファンへサービスしていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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【映像】茅森、裏ドラが3枚ごっそり乗った瞬間
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Mリーグ 配信情報まとめ
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