プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月9日を終え、赤坂ドリブンズは＋88.8でトータル3位に浮上した。第1試合で園田賢（最高位戦）がトップを取り、チームは一時、約3年ぶりとなるトータル3ケタプラスを記録。メンバー2人を入れ替えて初年度以来、2度目の優勝を狙うが、今年は卓上だけでなく控室でも動きまくっている。
赤坂ドリブンズは今期から浅見真紀、渡辺太（いずれも最高位戦）という2選手を迎え、新生ドリブンズとして上位進出を狙っている。例年はレギュラーシーズンで苦しみ、終盤までしびれるセミファイナルシリーズ争いを展開。さらに苦しい時期には、長く下位に沈みもがくことも多かった。ただ今期は園田が開幕から好調で、新加入の浅見もデビュー戦で勝利。渡辺は未勝利ながらもマイナスは最小限に留め、あとは実績十分の鈴木たろう（最高位戦）が目覚めれば盤石、といった状況だ。
今期の赤坂ドリブンズは、控室の雰囲気が違う。ムードを変えているのは、トライアウトを受けて入団をつかんだ浅見だ。試合前、控室に弁当が届き、園田が「お弁当だ！高級なお弁当だ！お弁当が来たぞー！」と大きな声で盛り上げると、ここに上乗せしたのが浅見だった。手拍子しながら「おべんと、おべんと、うれしいなー♪」と、幼稚園・保育園などで昼食時に歌われる「おべんとう」の出だしを口ずさむと、園田・渡辺の2人も一緒に歌いながら手拍子。なんとも楽しげな雰囲気が作り出されると、動画を見ていたファンからは「可愛すぎて泣いた」というような喜びの反響が寄せられていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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