将棋の第71期王座戦五番勝負が京都市の「ウェスティン都ホテル京都」で第4局が行われ、永瀬拓矢王座（31）と挑戦者の藤井聡太竜王・名人（王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21）が現在対局を行っている。大一番とあり、両者は盤面に集中。離席から対局室に戻った藤井竜王・名人は、自席に戻る一瞬の間にも盤から目を離さず鋭い視線を送っていた。
挑戦者の藤井竜王・名人が「八冠制覇」を達成するか、永世位獲得を目指す永瀬王座がタイに追いつくか。注目の一戦は昼食休憩を経て本格的な戦いに突入。午前中は藤井竜王・名人が持ち時間を大量に消費していたが、勝負所とあり永瀬王座も長考に沈んだ。
対局中には手洗いやおやつの時間などで席を立つことが可能となっており、それぞれのタイミングで盤前から離れる場面も。しかし、離席中ももちろん頭の中は局面のことでいっぱいとあり藤井竜王・名人も対局室に戻るやいなや、永瀬王座の背後を歩く一瞬の間にも視線は盤上をしっかりと捉えていた。
若武者の鋭い視線にファンもゾクゾク。「迫力凄いな」「めっちゃ見てる」などのコメントのほか、加藤一二三九段（83）が対局中に相手側に回り込み対局者目線で盤面を見たことで“ひふみんアイ”と有名になった動作から、「一瞬のひふみんアイ」などの声も寄せられていた。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
