魔王の進撃は止まるのか 佐々木寿人、個人開幕4連勝目指して先発出場/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電vsBEAST

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、10月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は開幕から無傷の3連勝と、個人スコアトップに立つKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)だ。早くも1人で稼いだポイントは+212.3。圧倒的な強さでの進撃を止めるものは出るのか。

【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電vsBEAST

 開幕前から個人三冠とチームの優勝という、最高峰の目標を掲げた佐々木だが、有言実行とばかりに、他を突き放すような戦いぶりで3連勝中だ。引っ張られるようにチームメイトの伊達朱里紗(連盟)も開幕3連勝と、個人ワンツー。後輩の前に、先輩が先に黒星を喫するわけにはいかない。

 対して、早く1勝が欲しいのはセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)。今期からMリーグデビューを果たしたが、3戦して2着1回、ラス2回は不本意でしかない。Mリーグルーキーとはいえ実績・経験は十分で、1年目から個人でも上位争いできるという自負を持って臨んでいる。1つの勝利で様々なことが一変するのは、勝負の常。目覚めの時は、今か。

 BEAST Japanextのリーダー猿川真寿(連盟)も、醍醐と状況は似ている。新規参戦チームとして今シーズンから戦いの場に加わっているが、猿川は2戦して3着2回。時折「モンキーマジック」と呼ばれる、絶妙な打ち回しでアガり切るシーンは見られているが、まだトップには手が届いていない。どんなMリーガーでも記念すべき初勝利はうれしいもの。照れくさそうにするだろう決めポーズを、ファンは心待ちにしている。

 Mリーグという華々しい舞台で、より輝きを放つタイプなのがTEAM雷電・黒沢咲(連盟)。打点派の雀士も多い中で「セレブ」と呼ばれる高目追求の打ち筋は、男女問わず憧れる者も多い。打点のためなら少々の迂回は全く気にしない。全てはファンを魅了するスケールの大きなアガリと、記録にも記憶にも残るハイスコアのためだ。

【10月13日第1試合】

KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)個人1位 +212.3
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人31位 ▲93.6
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人27位 ▲65.4
BEAST Japanext・猿川真寿(連盟)個人22位 ▲39.0

【10月12日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +364.3(12/96)
2位 TEAM雷電 +123.2(14/96)
3位 赤坂ドリブンズ +88.8(12/96)
4位 U-NEXT Pirates +47.6(12/96)
5位 KADOKAWAサクラナイツ ▲54.9(12/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲110.2(14/96)
7位 セガサミーフェニックス ▲113.2(12/96)
8位 EX風林火山 ▲168.7(12/96)
9位 BEAST Japanext ▲176.9(12/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電vsBEAST
【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電vsBEAST
【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsフェニックスvs雷電vsBEAST
Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ