プロ雀士の豪運に、公式実況も動揺が隠せなかった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月13日の第1試合。BEAST Japanext・猿川真寿（連盟）が三倍満のツモで2万4000点をゲット。今期は役満級のレアアガリが連発しており、この事態に放送席が愕然とした。
東4局1本場、猿川はリーチ・ツモ・白・赤・ドラ2・裏ドラ5の三倍満を獲得。このアガリを見て実況の松嶋桃（協会）はすぐさま「うらよーん！」と大声を上げ、解説者の河野直也（最高位戦）は「三倍満じゃない！？おめでとうございます」。実際には裏ドラは4枚ではなく5枚。アガった猿川も一度申告しようとしたがそれを中断し、改めて役を数え直していた。松嶋は改めて「11翻でございます！リーチ・ツモ・白・赤・ドラドラ・裏5！猿川も噛みしめるように数えておりました」とアナウンスした。
今期はKONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人（連盟）が親倍満、さらにBEAST Japanext・鈴木大介（連盟）も親倍満を1試合で2度もツモるなど、役満級のレアアガリが続発。前日12日はKADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎（連盟）が裏ドラ3を含む倍満のツモアガリを決めたばかりだ。
この日は倍満をさらに凌ぐS級レアの三倍満が炸裂し、Mリーグ公式実況として豊富な経験を持つ松嶋さえも、思わず愕然としてしまう事態となった。ファンの間にもしばらく「今シーズン打点高い」「祭り開幕！」「どんだけ裏乗るんやMリーグ」「今シーズン倍満以上おおくねぇか？」と困惑の声が上がっていた。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
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