麻雀プロ団体・日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル「雀王」をかけた雀王決定戦1日目が10月15日に行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」のKADOKAWAサクラナイツでも活躍する堀慎吾が、5戦3勝の快進撃で首位に躍り出た。
堀は雀王獲得がMリーグ入りの大きなきっかけの一つにもなったが、2度目の戴冠に向けて好スタートを切った。1回戦から幸先よくトップを切ると、2回戦に少し苦しい3着を挟んで3回戦に、この日2度目のトップ。4回戦にもトップを取ると最終5回戦は2着にまとめた。
5戦3勝、ラスなしで+168.7は2度目の雀王獲得に向けて大きなアドバンテージ。試合後、堀自身も「今日は終始恵まれていて好スタートが切れました。決められるチャンスが来たら、どこかで決めたいですし、少なくとも最後まで誰かと争える感じで最終日まで頑張りたいと思います」と、頂点に向けての意気込みを強くしていた。
【試合結果】
1位 堀慎吾 +168.7
2位 仲林圭 +81.3
3位 浅井堂岐 ▲122.0
4位 矢島亨 ▲128.0
◆雀王 日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。1年をかけてリーグ戦を行う。最上位のA1リーグ(15人)は全10節を戦い、上位3人が決定戦に進出。前年度優勝の雀王を含めた4人で争う。決定戦は4日に分けて、半荘20回戦を行う。
◆日本プロ麻雀協会 2001年に設立。主なタイトル戦は雀王、雀竜位、女流雀王、日本オープンなど。五十嵐毅代表理事。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)