仲林圭の“昇龍拳”またも炸裂!5戦4勝と絶好調で個人首位浮上 気分アゲアゲ「最高っすね!」/麻雀・Mリーグ
【映像】ホクホク顔で勝利報告する仲林圭

 この船は決して沈ませない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月16日の第2試合はU-NEXT Pirates・仲林圭(協会)がトップ。第1試合で小林剛(麻将連合)が勝負手に恵まれずラスを押し付けられたが、2連勝中の仲林が危機を救った。

【映像】ホクホク顔で勝利報告する仲林圭

 試合は起家から仲林、セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)の並びでスタート。仲林は東3局、仕掛けて満貫を佐々木からゲット。これでトップ争いの1番手となると、南1局は仕掛けて混一色・赤の6000点でさらに加点した。

 この時仲林は、三・六万待ちから雀頭の八万をポンして二・五・六万待ちの三面張へ待ち替え。その後に六万をツモ。当たり前のプレーにみえるが、よりアガリやすい待ちを目指す準備と、高い雀力の賜物だ。南2局は2着目茅森の親も自らアガり局消化。南4局も積極的にリーチをかけ、1300点を茅森からアガって試合終了した。

 わずか44分程度の高速ゲーム。あっという間に第1試合のマイナスを挽回した仲林は「最高っすね、はい。嬉しいです!」と笑顔。決め手になった局に南1局、混一色の6000点を挙げた。高打点を狙い、清一色を目指す人もいるかもしれないが「欲張った方がいい時もあるんですが、トップ目だったのでしっかり加点してという感じでしたね」とクールな判断に満足げ。また南2局、茅森の親番で仕掛け、相手のチャンスを潰した場面は「あそこが一番の勝負どころだった」と会心の結果に胸を張った。

 これで今期早くも4勝目、個人首位に立った。これをリポーターから聞かされると「おおお!嬉しいですね」。個人MVPについては「狙えるものは狙っていきたい」と目を光らせた。

 昨期は序盤、好内容をみせながらも結果が伴わず苦しんだ。それが一転、今年は不調の“船長”こと小林の不調を補って余りある覚醒ぶり。堂々と、そして明るいインタビューでは貫禄すら漂い、ファンからは「パイレのエースだな」「MVPいけるで!」「さすばやし!つよばやし!!」「なぜかコバゴーさん不調だからほんと助かる」と声援が寄せられ、信頼は厚みを増すばかりだ。

【第2試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)3万9400点/+59.4
2着 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)3万5100点/+15.1
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)1万8800点/▲21.2
4着 BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)6700点/▲53.3

【10月16日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +312.3(16/96)
2位 U-NEXT Pirates +184.4(16/96)
3位 TEAM雷電 +88.7(16/96)
4位 赤坂ドリブンズ +7.9(14/96)
5位 セガサミーフェニックス ▲53.1(16/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲110.2(14/96)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲126.8(14/96)
8位 BEAST Japanext ▲150.3(16/96)
9位 EX風林火山 ▲152.9(14/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

【映像】ホクホク顔で勝利報告する仲林圭
【映像】ホクホク顔で勝利報告する仲林圭
【映像】イケメン雀士のきれいな指とイケボのコラボ
【映像】イケメン雀士のきれいな指とイケボのコラボ
【映像】佐々木の“裸単騎”から満貫アガリ
【映像】佐々木の“裸単騎”から満貫アガリ
【映像】佐々木の“裸単騎”から満貫アガリ
Mリーグ 配信情報まとめ
Mリーグ 配信情報まとめ