今季、MLB移籍5年目のシーズンを迎え、移籍後最多となる11勝を挙げる活躍を見せたトロント・ブルージェイズの菊池雄星。
これまで菊地は、2019年の6勝を皮切りに、2勝(2020年)、7勝(2021年)、6勝(2022年)と、なかなかNPB時代のようには勝ち星が伸ばせないシーズンが続いていたが、そこへ来て、今季、MLB移籍後初となる2桁勝利を挙げる活躍を見せるまでになったのは、“ある秘策”があったからなのだという。
10月15日放送の『ABEMAスポーツタイム』(ABEMA)では、日本人MLBプレーヤーの活躍ぶりについて、改めて振り返る形となったが、その際、菊池の話題となると、MLB事情に詳しいスポーツジャーナリスト・AKI猪瀬氏は、「菊池雄星も今年はキャリア初の(MLB)2桁勝利ということで、大変よくできました(という評価)。」と、改めてその活躍ぶりを称賛した上で、「これね、よくできた秘訣っていうのは、シーズン始まる前に、アリゾナの自宅に、ハイテク機器を自分で購入して、自分専用のブルペンを作ったんです。」と、こうした活躍の背景には、菊地が“自前”で、自分専用の自宅ブルペンを建設したことが挙げられると指摘。しかも「ハイスピードカメラとか、モーションキャプチャーとか、1000万円以上の機材を購入して、自分の弱点を購入して、今シーズンに入ったので、この成績っていうのも頷けますね。」と、最新機器を使った自己分析を行い、弱点を修正した上でのシーズンであったことを紹介した。
(ABEMAスポーツタイム)