目覚めるのが先か、飛び立つのが先か 鈴木たろう・白鳥翔、今期初勝利争奪戦/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsABEMASvsフェニックスvs雷電

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、10月19日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)と、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)。どちらもまだ今期初勝利を挙げられていない。続く不振から一足先に抜け出すのはどちらか。

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 たろうと言えば「ゼウス」の異名を持ち、独創的な打牌選択から高打点のアガリを仕留める実力者。ところが現在地は全36人中、最下位。4戦して2着1回、3着1回、ラス2回ではストレスしか溜まらない。数年続くチーム、そして個人の不振を吹き飛ばそうと今期にかける思いは強いだけに、いよいよ内に秘めたマグマを噴火させる時だ。

 昨年の優勝チーム、渋谷ABEMASの白鳥もうまく卓上と飛び回れていない。前回出場の個人4戦目、ようやく2着に入って初の連対を果たしたところだ。表情にはあまり出さないものの、言葉にははっきりと麻雀にかける思い、相手に対するライバル心を明確にするタイプ。鬱憤を晴らすトップが取れれば、自然と勝利者インタビューで笑顔が戻る。

 セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)は、前回出場時に待望の今期初トップ。近藤誠一監督(最高位戦)が見守る中、東1局で奇跡の役満・天和をアガる寸前にもなり、一気に雰囲気を盛り上げた。持って生まれた強運をフルに活かす選択ができれば、試合会場はあっという間に「りおカーニバル」の会場と化す。

 昨期に大ブレイクし、今期もチームを引っ張っているのがTEAM雷電・本田朋広(連盟)。4戦してトップ1回、2着2回、3着1回とラスがない。まだ試合数は少ないが、平均打点は8361.53と、子の満貫を大きく上回る。チーム内では「ともくん」とかわいがられるキャラが固定したが、卓上では他者を置いてけぼりにするように、エンジン全開で突っ走る。

【10月19日第1試合】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人36位 ▲134.5
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人30位 ▲98.8
セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)個人16位 +10.4
TEAM雷電・本田朋広(連盟)個人7位 +75.2

【10月17日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +312.3(16/96)
2位 U-NEXT Pirates +184.4(16/96)
3位 TEAM雷電 +88.7(16/96)
4位 赤坂ドリブンズ +25.0(16/96)
5位 セガサミーフェニックス ▲53.1(16/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲123.8(16/96)
7位 渋谷ABEMAS ▲124.1(16/96)
8位 BEAST Japanext ▲150.3(16/96)
9位 EX風林火山 ▲159.1(16/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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