やっと出てきたアガリ牌、でもロンできないんです。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月19日の第2試合。セガサミーフェニックス・魚谷侑未（連盟）がアガリ牌を頭ハネされ、その際のリアクションにファンが同情の声を寄せた。
東4局2本場、親の魚谷は仕掛けて3・6索のテンパイ。TEAM雷電・萩原聖人（連盟）は鳴いて清一色テンパイ、そして赤坂ドリブンズ・渡辺太（最高位戦）からはリーチがかかっている。それぞれが勝負手、絶対に引けないぶつかり合いだ。
新ドラが乗り、手牌が倍満まで育った萩原が6索をツモ切る。即座に魚谷は両手を手牌に寄せ、ロンの発声をしようとしたが、これに渡辺が先にロンの声。6・9索待ちで頭ハネとなった。魚谷はすぐにこれを理解し、手を引っ込めるしかない。この一連の様子にファンからは「びくってなった」「かなしみ」「悲しき頭ハネ」「悔しいな魚谷」とコメントが寄せられた。
待望のアガリが無念の頭ハネ。悔しさを切り替えて魚谷は南場へ向かい、一時は箱割れとなるも、南4局の親番では2万4000点のツモアガリ。小さいマイナスで3着フィニッシュとなり、留飲を下げている。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
