そろそろ2着は飽きてきた?開幕4連続2着の多井隆晴、今期初勝利にロックオン/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvsABEMASvs雷電vsPirates

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、10月27日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今期4試合に出場して、全て2着を取っている渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)。突出した安定感による成績だが、本人はそろそろ今期初勝利を手にしたいようだ。

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 「最速最強」「麻雀星人」といった異名で知られる多井は、自他ともに認めるプロ麻雀界の最高クラス雀士。KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)が開幕4連勝という快挙を果たしているが、多井の4連続2着もまた驚異的。過去に10戦連続連対という記録の持ち主は、今期初勝利とともに開幕からの連対記録を5試合に伸ばすつもりだ。

 開幕から好調だったTEAM雷電・萩原聖人(連盟)だが、前回出場時に箱を割る大きなラスを引いて、100ポイント近くまで貯めていたプラス分の大半を吐き出してしまった。萩原にとっては仕切り直しの試合だが、周囲は各団体でタイトルを取ってきた選手ばかり。相手にとって不足なし。激しい戦いも望むところだ。

 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)は、今期6戦目の登場。トップ1回、2着2回、3着1回、ラス1回と安定感のある戦いぶりだが、異名は「戦闘民族」。周囲が驚くほど、どんどん前に出て相手を打ちのめすという状況は作れていない。百戦錬磨の相手が揃う中、強く腕を降り続けることこそが、鈴木優の存在感を示すことにつながる。

 4選手の中で、誰よりもトップが欲しいのは赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)で間違いない。プロ麻雀界でも指折りのトップ雀士であるにも関わらず、今期は5戦してトップなしの3ラスと絶不調。36選手中、最下位は信じがたい成績だ。あまりにも不運という展開も多い中、この難局を乗り越えた時、たろうがさらに大きくなる。

【10月27日第1試合】

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人36位 ▲197.3
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)個人9位 +61.4
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人17位 +14.0
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人18位 +9.4

【10月26日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +412.7(20/96)
2位 U-NEXT Pirates +56.8(20/96)
3位 TEAM雷電 +13.3(20/96)
4位 EX風林火山 ▲43.7(22/96)
5位 渋谷ABEMAS ▲46.9(20/96)
6位 赤坂ドリブンズ ▲63.4(20/96)
7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲74.2(20/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲124.3(20/96)
9位 BEAST Japanext ▲130.3(22/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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