「いやー、強烈やなぁ！」レジェンド雀士も降参 多井隆晴の逆転勝利が確信に変わる絶好牌が訪れた時／麻雀・Mリーグ

　この牌さえ引ければ、後はどうにでもなる。そんな絶好牌の訪れに、豊富なキャリアを誇るベテラン解説者も降参だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」10月27日の第1試合はオーラスで渋谷ABEMAS・多井隆晴（RMU）と赤坂ドリブンズ・鈴木たろう（最高位戦）のアガリ競争となった。
【映像】逆転トップにつながった絶好のツモ
　南4局、2着目の多井とトップ目のたろうは1500点差。多井はドラがないものの、平和を目指し先制が取れそうな手格好。4巡目、1・4索のターツに4索を引き、これでタンピン形が整った。この絶好のツモに解説者の土田浩翔（最高位戦）は「うわ！」と絶叫。さらに「いやー、強烈やなぁ！」と続けた。実況の松嶋桃（協会）が「タンヤオ・平和、ダマテンOK」と状況を説明、土田は｢最悪、クイタンでツモっちゃえばいい｣と補足した。