福岡ソフトバンクホークスは10月21日、今季で退任した藤本博史前監督に代わり、今季は2軍監督をつとめたソフトバンクOB・小久保裕紀氏の1軍監督就任を発表。
そんな小久保新監督について、ソフトバンクでもプレーした経験のある野球解説者・五十嵐亮太氏が言及し、注目を集めている。
10月27日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、小久保新監督の就任について、紹介。その際、五十嵐氏は、「2軍で1年間やったっていうのはとてもいい方向に行くんじゃないか」と、小久保氏が今季、2軍で若手選手たちを直に見てきたことがプラス材料になるとした上で、「最近の野球選手の傾向とか、僕らの時代とは違うなかで、そういった選手に合ったもの(指導)を提供するとか、野球のポテンシャルは高いんだけれども、勝つためにとか、打つためにという、そのへんの考え方とかっていうのを小久保監督は2軍でしっかり選手に伝えてきてると思うので、今回1軍監督をやることによって、そういった選手が1軍に上がったときにも小久保監督がどういった野球をやりたいのかとか、どういう考えなのかも理解している選手も多いと思うので、そういったところが上手く、活かされるんじゃないかなというふうに思います。」と、“小久保野球”が既に浸透した選手たちがファームから上がってくることでの相乗効果も期待できると指摘した。
なお、新たに監督に就任した小久保監督について、ネット上の野球ファンからは「ロッテファンだが、来年のホークスは小久保の采配と若手の飛躍次第で優勝狙える気がする」「小久保監督は勝つための努力をしてきたミスターホークスです」「優勝目指してよろしくお願いします!」といった様々な反響が寄せられている。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)