こんなチャンス滅多にない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月3日の第2試合。BEAST Japanext・猿川真寿（連盟）が手にした超絶好配牌にファンが大いに沸いた。
場面は南1局1本場。猿川の配牌は567の三色同順が色濃く見える好配牌。タンヤオに平和と一盃口、さらに赤もあり、跳満・倍満級のチャンス手だ。解説の元U-NEXT Pirates・朝倉康心（最高位戦）は「6筒引いたらとんでもない手になりますよ！」と着目。ファンからは「ずるー笑」「やってんな」「猿ずるいぞww」「三色一盃口ある」と羨む声が多数。実況の松嶋桃（協会）も「猿川にプレゼント配牌が入りました」とこれを伝えた。
ファンも見守るこのチャンス手。マンズが伸び、ピンズのカンチャンを整理したが、その後はなかなかテンパイしない。朝倉は「なんでテンパらないんですか！？」と疑問を投げかけ、松嶋も「本当ですよ、ギフトはどこいっちゃったんですか？」とまとまらないツモに不安を感じている様子。結局、テンパイをしたのは12巡目。待ちは4・7索で、4索が2枚山。セガサミーフェニックス・東城りお（連盟）と2軒リーチになるも、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波（協会）のチーで猿川に来るはずだった4索が流れてしまう不運もあり、流局となった。
「どちらもアガりたかったね！」と松嶋は悔しそう。ファンも「猿川あの配牌でうまくいかんかね」「あがりたかったねえ」と残念そうにコメントを投稿していた。まるで“牌交換券”を使ったかのような超絶好配牌、ツモが噛み合わずアガリには結び付かなかったものの、放送席もファンも大いに沸いた一幕だった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
