上空から首位奪取にロックオン 白鳥翔、個人4連勝ならチームは首位浮上/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ 風林火山vsABEMASvsフェニックスvsBEAST

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、11月6日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人3連勝中と絶好調の渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)。トップを取れば、一時独走していたKONAMI麻雀格闘倶楽部を捉えて、チームは首位に浮上する。気持ちよく上空を飛び回る白鳥が、狙いを定めてトップを取りに行く。

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 昨期、初優勝を果たした渋谷ABEMASは過去の5シーズン、全てファイナルシリーズに残るなど、抜群の安定感を誇っていたが、開幕からしばらくは低迷し、一時はよもやのリーグ最下位にまで落ち込んだ。だが、各選手が地力を発揮し始めると、白鳥は怒涛の3連勝。個人ポイントもプラス3ケタ目前まで引き上げた。なんでもできるタイプだけに、調子づかせると対戦相手からすればこれほど厄介な選手もいない。

 個人成績では好調ながら、なんとかチームの不振を食い止めたいのはセガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)。+117.5で個人8位と、十分な数字を残しているものの、他の3選手が全員3ケタマイナス。気づけばチームの負債も▲393.2まで膨らんだ。過去にはマイナスの連鎖が止まらず、4ケタマイナスの大敗というチームもあっただけに、エース魚谷は早くも正念場という意識で卓に向かうことになった。

 新規参戦BEAST Japanextは、なんとか踏ん張っているもののリーグ順位では8位。プラス選手が1人だけという状況では、じりじりと他に差をつけられてしまう。そんな中、プロ雀士となって1年も立たない将棋棋士・鈴木大介(連盟)は、超攻撃的な麻雀でMリーグの雰囲気をガラリと変えるような麻雀を貫いている。現状打開、という局面においてこれほど適した選手もいない。

 過去には優勝経験もあるEX風林火山は、今ひとつ波に乗り切れずリーグ7位ではあるが、3ケタマイナスは1人だけで、展開に恵まれない試合があっても、そこそこ戦えているという印象。順位を上げるにも、何かきっかけが1つでもあれば、スッと浮上する雰囲気もある。繊細さと豪快さを併せ持つ松ヶ瀬隆弥(RMU)は勝利への可能性を諦めることなく、最後までしぶとく戦う。

【11月6日第1試合】

EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人19位 ▲13.7
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)個人11位 +90.4
セガサミーフェニックス・魚谷侑未(連盟)個人8位 +117.5
BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)個人17位 ▲7.1

【11月3日終了時点での成績】

1位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +238.5(24/96)
2位 渋谷ABEMAS +201.0(26/96)
3位 U-NEXT Pirates +158.8(24/96)
4位 TEAM雷電 +109.0(26/96)
5位 KADOKAWAサクラナイツ +67.1(24/96)
6位 赤坂ドリブンズ ▲92.0(26/96)
7位 EX風林火山 ▲121.4(26/96)
8位 BEAST Japanext ▲167.8(24/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲393.2(24/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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