「渋谷の防波堤」「ABEMASの巨神兵」終盤強者・松本吉弘に新たな異名が続々完成「進撃のモッティきますかw」/麻雀・Mリーグ
【映像】「防波堤」「巨神兵」と名付けられた松本吉弘の親満貫

 キャッチーなフレーズと共に、長身雀士の魅力が際立つ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」11月6日の第2試合。得意とする南場の親番で好プレーを披露した渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)に対して、名物実況が新たな異名を立て続けに生んだ。

【映像】「防波堤」「巨神兵」と名付けられた松本吉弘の親満貫

 南3局を迎えて松本は1500点持ちの3着目。箱下に沈んでいるBEAST Japanext・猿川真寿(連盟)と共に大きなマイナスを抱えていた。しかし幾度となく南場で大きなアガリを決め、豪快な逆転劇を見せてきた松本だけに、まだ何か起こるような予感も漂う。この局、松本が開けた配牌は、タンヤオ・平和が色濃く見えるチャンス手。赤も1枚あり、リーチをかければ親満貫以上の期待も。ドラの西から勢いよく打ち、周囲へプレッシャーをかけていく。

 これを見た解説のTEAM雷電・萩原聖人(連盟)は「ドラから行きましたよ!ノックしますよ」。実況の日吉辰哉(連盟)は「やばい門番いた!ここからが松本、いつだってそう!渋谷の防波堤。ABEMASの巨神兵!」と珍フレーズを連発。ファンは「やってんなw」「進撃のモッティきますかw」「マジ居酒屋実況だなw」と大笑いだ。絶好のカン4索を引き入れると萩原は「見てやろうじゃねえか、ここからの“卓上のヒットマン”!」とボルテージをさらに上げていく。

 ライバル猿川が先制リーチをかけてきたが、松本も6・9索で追っかけリーチ。素早いツモ動作で危険牌を切り飛ばし、その度にファンは「かっちょよい」「ビュッ」「ガッ!てした」「めっちゃ気合い入ってるww」「かおこっわ」「ブンッ!」と歓声を上げる。エキサイティングなめくり合いに萩原は思わず「すみません僕、楽しんじゃって!」。日吉も「いいんです、楽しみましょうみんなで!」と大騒ぎだ。

 終盤、松本は持ち味のしぶとさで高目の6索をツモ。日吉は「来たー!」と絶叫、萩原も「これよ!」と興奮は最高潮。リーチ・ツモ・タンヤオ・平和・赤の親満貫、1万2000点で松本は大きく点棒を戻した。

 「渋谷の防波堤」「ABEMASの巨神兵」と次々に異名が生まれたこの局。試合は3着に終わったものの、ライバルに強烈な一太刀を浴びせ、存在感を発揮した。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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