将棋の藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が11月10日、第36期竜王戦七番勝負第4局で挑戦者の伊藤匠七段(21)と対局を行っている。対局者の1日目の“勝負メシ”には、藤井竜王が「真狩産ポロ葱とユリ根の海の幸のグラタン」、伊藤七段は「握り寿司」を選んだ。
【映像】藤井竜王の「グラタン」と伊藤七段の「握り寿司」(複数カット)
第4局の舞台は北海道小樽市。海鮮グルメは枚挙にいとまがないが、外国との貿易で栄えた港町とあり、古くから洋食文化が根付いている。藤井竜王は1日目の“勝負メシ”に「真狩産ポロ葱とユリ根の海の幸のグラタン」を注文。加熱するととろっとした柔らかい食感と優しい甘みのあるポロ葱と、芋のようなホクホクとした食感が特徴のユリ根にたっぷりの海鮮を、ホワイトソースとチーズでまとめた肌寒い時期にぴったりのメニューだった。
一方、伊藤七段は「握り寿司」をオーダー。本マグロ、平目、ホタテ、ぼたん海老、サンマ、北寄貝、シャコ、アナゴ、いくら、ウニが豪華に並んでおり、椀物には鰊の三平汁が添えられた地元の魅力が詰まったメニューだった。三平汁は、一般的に塩漬けされた魚を大根やニンジンなどの野菜と一緒に煮込んだ北海道の郷土料理で、魚のうま味と塩味の優しい味わいの汁物だ。
どちらも小樽の魅力たっぷりの“勝負メシ”とあり、ファンからは「うーんどっちもいいなあ」「グラタン!いいなあ!」「チーズの焦げ具合も完璧」「あったかいものいいね」「ニシンの三平汁は小樽らしいね」「おすし豪華や」と多くのコメントが上げられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)