八冠王の意外な素顔にファンも「意外!」の声を上げた。将棋の第36期竜王戦七番勝負第4局が11月10、11日の両日、北海道小樽市の「銀鱗荘」で行われ、藤井聡太竜王(名人、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が伊藤匠七段(21)を破り、シリーズ4連勝で防衛3連覇を飾った。ABEMAの中継には、藤井竜王の年長の“妹弟子”・中澤沙耶女流二段(27)が出演。盤に向き合い物静かなイメージのある絶対王者の素顔について、「本当はおしゃべりです」と明かした。
中澤女流二段は、2015年4月に女流2級としてプロの世界へ。デビューをきっかけに杉本昌隆八段門下に入門したため、2012年に弟子入りしていた藤井竜王は年下ながら“兄弟子”となる。藤井竜王が少年時代から八冠王となった現在までその成長を見守ってきたほか、同門だからこそ知る“絶対王者の素顔”のエピソードを数多く持っている。
解説の合間には、杉本八段の門下生が勢ぞろいした会合の様子を紹介。寡黙な印象の藤井竜王だが、仲間内では「ずっとしゃべってますよ!」と意外な一面を明かした。
さらに、「話題は将棋のことが中心となりますが、自分からどんどん話を振っていくんです。研究会の休憩時間には話が止まらなくなってしまって、師匠から『よし、そろそろやろうか』と止められるほど(笑)。おしゃべりがすごい好きなんだと思います」と語り、世間のイメージとギャップがあることを強調した。
解説者として中継に出演した冨田誠也四段(27)は、棋士仲間とあれど八冠王には話し掛けづらいと相談。中澤女流二段は「(話しかけられたら)嬉しいと思いますよ」とアドバイスを送っていた。
妹弟子が明かした意外すぎる一面に、ファンは興味津々。「無口な子かと思ってた!」「おしゃべりそうたん見たい」 「アベトナの時も兄弟子とめっちゃしゃべってたね」「えぇーもう可愛いわ」「たしかに感想戦のとき楽しそうよね」「聡太の裏話はやっぱり中澤さんやな」「こそっと見てみたいwww」「実はナベさんと合いそうだよなあ」などのコメントが多数寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)