圧倒的な強さが、まさかの“ロス化問題”を生んだ。将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)が、11月10・11日の両日に行われた第36期竜王戦七番勝負第4局で挑戦者の伊藤匠七段(21)を破り、シリーズ4連勝で防衛3連覇を飾った。これにより、藤井竜王・名人の2023年内のタイトル戦全日程が終了。八冠制覇を達成したことで公式戦の対局も激減するとあり、ファンは“藤井ロス”が避けられない状況となりそうだ。