令和時代に戦う姿が胸を打つ 46歳VS45歳、今なお現役を続ける序二段での“昭和力士”対決 大相撲 2023/11/16 07:30 拡大する <大相撲十一月場所>◇四日目◇15日◇福岡・福岡国際センター 平成生まれの10代、20代の力士が活躍する中、序二段では昭和生まれの大ベテラン力士が必死に戦いを続けていた。序二段七十五枚目・潮来桜(式秀)は45歳、序二段七十六枚目・聡ノ富士(伊勢ヶ濱)は46歳。2人合わせて91歳という対決に、館内から温かい拍手が起こった。【映像】46歳VS45歳、令和の時代で昭和力士対決 伸び盛りの10代、肌に張りや艶もある20代に比べれば、40代も半ばの“アラフィフ”力士対決にそこまでの迫力はないが、長年相撲界で生きてきた哀愁を感じさせる仕切りに、ファンもじっくり見守った。立ち合い、張り差しを狙った聡ノ富士だが、すぐに両者がっぷりとまわしを引き合う左四つに。左を深く差した聡ノ富士がじりじりと寄ると、潮来桜も粘れずにあっさりと土俵を割った。 続きを読む