<大相撲十一月場所>◇四日目◇15日◇福岡・福岡国際センター
十両十枚目・天照鵬(宮城野)と十両十二枚目・紫雷(木瀬)の一番で、立ち合い天照鵬がつっかけてしまい、審判長から「待った待った!」と指摘が入る一幕があった。天照鵬はすぐに謝罪し、ファンも一緒になって「さーせん」「ごめんちゃい」といったコメントを寄せていた。
新十両で挑んだ九月場所では見事勝ち越しを決め、番付を上げて今場所に臨んでいる21歳の若手力士・天照鵬。ベテラン・紫雷との一番では、制限時間いっぱいとなり仕切り線に立ったものの、腰を落としてからなかなかタイミングが合わず、呼吸を探り合う状態に。行司が「手をついて!」と促すと、堪えきれなくなった天照鵬はつっかけてしまい、土俵下の審判長から「待った待った!」と厳しい一言が飛んできた。天照鵬はすぐに頭を下げて反省する様子を見せていた。
その後の取組では、立ち合い踏み込んだ紫雷の圧力に一瞬押された天照鵬だったが、相手が引いたところをすかさず前に出る攻めを展開。土俵際で必死にがぶり寄りを見せ、寄り切って2勝目の勝ち星を挙げた。敗れた紫雷は2敗目の黒星を喫した。
立ち合いつっかけてしまい審判長から「待った待った!」と指摘された天照鵬が頭を下げると、ABEMAの視聴者も「さーせん」「ぺこり」「ごめんちゃい」と一緒になって謝罪するコメントを続々と書き込んでいた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗






