『ラリージャパン2023』で特設コースを疾走するラリーカーの姿に対して、国内のラリーファンたちから驚きのコメントがあがっている。
【映像】ラリーカー並走でスタジアム激走 “実写版ミニ四駆”な瞬間
WRC(世界ラリー選手権)の第13戦、『フォーラムエイト・ラリージャパン2023』が11月16日に開幕した。舞台は、愛知県と岐阜県の6つの市町にまたがった全22区間のステージで、各区間のタイムアタックにより総合順位が競われる。初日のSS(スペシャルステージ)1は、普段Jリーグなどが開催されている豊田スタジアムが舞台。芝生のあるピッチを約1か月かけて改装し、楕円形のアリーナ部分にいくつものコーナーが組み合わせたツイスティな特設コースを誕生させた。
このステージでは、2台のマシンが同時に走行してタイムを競う。まず注目を集めたのは、トヨタチームに所属し、2年連続チャンピオンを獲得しているカッレ・ロバンペラ(23)。昨年のラリージャパンで優勝したヒョンデのティエリー・ヌービル(35)と同時にスタートすると、激しい加速や大胆なドリフト、果敢なジャンプなどを披露した。
結果的に、ヌービルが初日のトップタイムを記録したものの、2台の走りを目の当たりにしたラリーファンからは「正にリアルミニ四駆(笑)」「デカいラジコン」「コース見るとミニ四駆思いだすな」「きれいにスライドするもんだな」など多くの反響があがっている。
特設コースは両側をウォールで囲われており、たしかにミニ四駆のコースとも似ている。実物のラリーカーが爆走する姿に対し、日頃、ホビー遊びが好きな人は親近感と驚きを覚えたようだ。17日から一般公道を使ったターマック(舗装路)のステージが始まっており、公道コースでも様々な走りが見られた。ファンはこちらにも熱視線を送っている。
(ABEMA『ラリージャパン2023 デイリーハイライト』/(C)WRC)