アニメ「薬屋のひとりごと」第7話が、11月18日より順次放送中。主人公の猫猫(CV:悠木碧)の幼少期が描かれた。幼い彼女が養父の羅門(CV:家中宏)に甘える姿に「おやじ呼びが可愛すぎ」「父性&母性爆発」とメロメロになった視聴者が多いようだ。
アニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏によるライトノベルが原作。コミカライズもされ、シリーズ累計2400万部を突破している。主人公は、花街の薬師だった少女の猫猫。後宮で“毒見役”として働くことになった彼女が、美形の宦官・壬氏(CV:大塚剛央)とともに事件を解決する謎解きエンターテインメントだ。
前回放送の第6話では、猫猫が園遊会で、帝や寵妃たちが口にする料理を毒見した。スープを飲むと、恍惚とした表情に。舌なめずりをして味わう様子に、武官の李白(CV:赤羽根健治)は「どれだけ美味いんだ!?」と驚いていた。すると猫猫は凛とした表情に変わり、「これ、毒です」と淡々と言い放った。
猫猫が毒を看破するこの台詞は、アニメのプロジェクトPVなどでも取り上げられてきた。監督・シリーズ構成を務める長沼範裕氏は、X(旧Twitter)で「PVは引きを強くするため、6話はストーリーの展開に合わせた言い方にしています」とPV版と放送版で声優の演技が異なることを明かし、「気になった方は是非聴き比べてください」とアピールしていた。
作品を象徴するような台詞に、視聴者は「最高にかっこいいし綺麗」「猫猫というキャラを象徴するシーン」「屈指の名シーンが見られて大満足」「台詞痺れた!」と大盛りあがり。猫猫役の声優・悠木碧によるPV版との演じ分けも「こだわりが凄い……」「結構違う演技」と注目が集まっている。
最新話の第7話「里帰り」では、猫猫が幼少期の夢を見た。夢の中で、幼い猫猫は、「おやじぃー」と舌足らずに羅門を呼んだ。彼の手を握ると、嬉しそうにもう一度『おやじ』と言った。
子どもの頃の無邪気な猫猫の姿に、視聴者からは「まてまてまて、幼少期猫猫可愛すぎないか」「父性&母性爆発もの」「おやじ呼びが可愛すぎ」と魅了される視聴者が続出。現在の猫猫は淡々と話すクールな性格をしているため、「もっと無表情かと思ってた」「想像以上に愛らしい」と意外な子ども時代に驚く人も多い。
第7話「里帰り」
<あらすじ>
園遊会から一夜明け、猫猫は高順に頼まれて毒が入れられた器を調べるうちに、里樹妃が侍女たちにいじめられていることに気づく。また、小蘭に「園遊会で貰った簪を使えば後宮の外に出られる」と聞かされ、里帰りすることを思いつく。しかし次々に起きる事件に頭を悩ませる壬氏は、猫猫が里帰りすることなど知るべくもなく……。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
アニメ『薬屋のひとりごと』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 猫猫 | 猫猫の正義感が幼子を救う |
2 | 無愛想な薬師 | 媚薬の出来はバッチリ!? |
3 | 幽霊騒動 | 奇行の裏の真実に気づく猫猫 |
4 | 恫喝 | ガチギレ猫猫のマジビンタ! |
5 | 暗躍 | そばかすを落とした猫猫の顔 |
6 | 園遊会 | 「これ、毒です」猫猫が本領発揮 |
7 | 里帰り | 高順の前で素が出てしまう壬氏 |
8 | 麦稈 | 「一夜の対価」に壬氏、硬直 |
9 | 自殺か他殺か | 猫猫の死生観、壬氏の懊悩 |
10 | 蜂蜜 | 変態に追い詰められる猫猫 |
11 | 二つを一つに | 阿多妃の過去が明らかに |
12 | 宦官と妓女 | 猫猫、指先だけならお触りOK |
13 | 外廷勤務 | 官女とのドロドロバトル |
14 | 新しい淑妃 | 「女の園の秘術」を教授 |
15 | 膾 | 曲者な軍師・羅漢が来た! |
16 | 鉛 | 鍵の開かないタンスの謎 |
17 | 街歩き | 妓女の価値を下げる方法 |
18 | 羅漢 | 猫猫と羅漢の関係が明らかに |
19 | 偶然か必然か | 命を守るため、猫猫が走る |
20 | 曼荼羅華 | 壬氏が飲む薬の効果 |
21 | 身請け作戦 | 隙あらば嫉妬する壬氏 |
22 | 青い薔薇 | 羅漢の目に映る人々 |
23 | 鳳仙花と片喰 | 妓女・鳳仙と羅漢の悲恋 |
24 | 壬氏と猫猫 | 壬氏の頭突きを食らう猫猫 |
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