細身力士、懸命の粘りも土俵下へダイブ 館内もざわつく豪快“カエルジャンプ”でもケガなし 大相撲 2023/11/21 19:30 拡大する <大相撲十一月場所>◇十日目◇21日◇福岡・福岡国際センター なんとか粘りたい気持ちが生んだ“カエルジャンプ”が館内をざわつかせた。三段目八十二枚目・朝氣龍(高砂)と三段目八十五枚目・山藤(出羽海)の一番は、朝氣龍が押し倒しで勝利。敗れた山藤だったが、土俵下に豪快にダイブした様子が、ファンの注目を浴びることとなった。【映像】粘った力士、土俵下へ豪快カエルジャンプのシーン 朝氣龍は169センチ・87.3キロ、山藤も175.4センチ・76.8キロと大きな力士が揃う中では小柄な2人だが、朝氣龍は立ち合いからスッと手を伸ばして山藤の動きを制すると、その後は姿勢を低くしての突き押しで、軽量の山藤の状態を大きくのけぞらせた。ほぼ勝負ありという土俵際で、なんとか執念を見せたい山藤は、体をねじるようにして残そうとしたものの、さすがに残すことができなかった。 続きを読む