低く行け、低く行け…序二段力士、見るだけで気持ちがわかる超低空仕切り 土俵から顔面までほんの数センチ
【映像】土俵についてる?超低空の仕切り

大相撲十一月場所>◇十日目◇21日◇福岡・福岡国際センター

 その仕草を見るだけで、立ち合いに向けた心構えがわかるようだ。序二段三十七枚目・翠桜(出羽海)と序二段四十枚目・琴大河が(佐渡ヶ嶽)の一番で、仕切りの際に琴大河が土俵に額がつきそうなほどの低い姿勢を取り、館内の注目を集めた。

【映像】土俵についてる?超低空の仕切り

 相撲では、立ち合いの前にいろいろなルーティンを持つ力士がいる。体のあちこちやまわしを手でパンパンと張ることが多く、また体に塩をかけたり、顔をパンチするようにして気合を入れたり。一瞬で決着がつきかねない立ち合いだけに、そこにどれだけ集中力を高められるかが、勝負の分かれ目だ。

 すると琴大河は、立ち合い前の仕切りで両手をつくと、そのままググッと体勢を低くして、あと少し沈みこめば戦う前から額に土俵の砂がついてしまうほど。ファンからも「腕立て伏せやった」というコメントが飛ぶほどの低さだった。

 相手に対してより低く攻めこもうという気持ちが出たものと思われるが、実際の取組では翠桜も警戒していたのか、ほぼ互角の高さで頭からぶつかる立ち合いに。それでも琴大河は一時押し込まれたものの、相手に決め手を与えず、最後は引き落としで勝利、4勝目を挙げて今場所の勝ち越しを決めていた。
ABEMA/大相撲チャンネルより)

【映像】時計係の玉垣親方、渋くて粋なフィンガーサイン
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【映像】取組後にフラフラする力士
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