将棋の順位戦A級5回戦が11月22日に行われ、中村太地八段(35)と稲葉陽八段(35)が大阪市の「関西将棋会館」で現在対局中だ。本局は、王座1期の中村八段と2017年の第75期名人挑戦者の稲葉八段による同学年対決。戦型は「相掛かり」の出だしとなった。
藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦者を決めるA級リーグは本局が5回戦最後の一局となっている。これまでに5戦全勝の豊島将之九段(33)が首位に立ち、4勝1敗の菅井竜也八段(31)が2番手から追走している。中村八段は現在2勝2敗、稲葉八段は現在1勝3敗。リーグ後半戦に弾みをつけるために、両者にとっても負けられない戦いを迎えている。
本局は、稲葉八段の先手番で「相掛かり」の出だしに。両者の公式戦はこれまでに3局あるが、初の戦型選択となった。激しい戦いが見込まれる今後の展開から目が離せない。本局の持ち時間は各6時間。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
中村太地八段 親子丼、温うどん
稲葉陽八段 温うどん定食(肉めし付き)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲稲葉陽八段 4時間35分(消費1時間25分)
△中村太地八段 5時間41分(消費19分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)