将棋界のエリア対抗・団体戦となれば、真っ先に優勝候補に挙げられるチームだ。来年1月からスタートする「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」は、全国を8つのブロックに分けてチームを結成し、トーナメント戦で争う新たな団体戦だ。愛知県出身・杉本昌隆八段(55)は監督として、中部(静岡・愛知・岐阜・三重・山梨・長野・石川・富山・福井・新潟)を率いることになったが、なんといっても藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)がエントリーすれば、文句なしの優勝候補。さらに竜王、名人などタイトル経験がある豊島将之九段(33)も加われば、もうそれだけで超強力なチームができ上がる。