「自分の名前を呼ぶのは面映ゆい」初代達人・羽生善治九段“セルフ表彰”の珍光景が話題に「新たな伝説爆誕」「1人2役の羽生マジックw」
【映像】貴重映像!?羽生九段の“セルフ表彰”シーン

 将棋の第1回達人戦立川立飛杯達人戦決勝戦が11月25日、東京都立川市の「立川ステージガーデン」で行われ、羽生善治九段(53)が丸山忠久九段(53)を破り“初代・達人”に輝いた。終局後に行われた表彰式では、日本将棋連盟会長でもある羽生九段が“セルフ表彰”する珍光景が大きな話題となった。

【映像】貴重映像!?羽生九段の“セルフ表彰”シーン

今年4月1日時点で50歳以上の棋士に54人で争われた新棋戦・達人戦。準決勝以上は「立川ステージガーデン」を舞台に公開対局で行われた。決勝戦は、数々の名勝負を繰り広げてきた同学年の丸山九段とのカードに。一手損角換わりの出だしとなった大熱戦の将棋を制し、初優勝を果たした。タイトル99期、さらに本戦の優勝により棋戦優勝数を歴代最多の46回に更新した“レジェンド”には、観客から大きな拍手が送られていた。

 終局後に行われた表彰式では、最初に“羽生善治会長”が登壇。来場者への感謝を伝えるとともに、第1回達人戦の総括を行った。一度降壇した羽生会長だったが、続いて、“優勝者・羽生善治九段”として登場。司会者から「羽生会長より表彰状の授与が行われます」とのコールの後、「表彰状 優勝 羽生善治殿」と賞状を読み上げた。

 最後は「日本将棋連盟会長 羽生善治」で締めると、笑いをこらえるように頭を下げて賞状を受け取る仕草も。「自分の名前を呼ぶのは面映ゆい」と挨拶したが、場内からは大拍手と温かな笑い声が起きるなど、和やかな空気の中で大会の幕が閉じた。

 2013年に行われた富士通杯達人戦でも会長と優勝者が谷川浩司九段(当時)となったが、当時は表彰を青野照市理事が代行していたとあり、この“珍光景”にABEMAの視聴者も興味津々。「新たな伝説爆誕w」「最高すぎる」「草しかはえないw」「マジでセルフだったw」「歴史的な瞬間みてんだなこれ」「シュールすぎる」「1人2役の羽生マジックw」「本当にやってしまったw」「うそでしょw」「自分の栄誉称えちゃったw」「ここ最近で一番笑ったw」と大混乱の様子だった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【映像】貴重映像!?羽生九段の“セルフ表彰”シーン
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【映像】羽生九段が達人戦優勝を決めた瞬間
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