■「学校の当たり前が変わるか、今年と来年が勝負」
公立小学校教師の斎藤浩氏の著書『学校のルーティンを変えてみる』が注目を集めている。「上履きに履き替えること以外すべて、それが本当に教育なのか?見直すべきだと思っている」と呼びかけている。
妹尾氏は「学校の当たり前を立ち止まって考えてみようと、現役の先生が提案しているのがすばらしい。コロナによって、掃除も含めて学校行事はできないといった見直しが起こった。今年と来年が勝負で、コロナ前に戻ってしまうのかという転換期だ」と指摘する。
ジャーナリストの佐々木俊尚氏は「形骸化したものをやることで“精神力が磨かれる“という建前を立てることがやたらと多い。学校そのものでなく、例えばPTAでもベルマークを集めて貼るという作業をやっていて、“親としての精神修業になる“といったことを言いたがる。定義のはっきりしない考えを持ち出すのではなく、形骸化したものはとっとと消すべきだと思う」と述べた。
(『ABEMA Prime』より)



