日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグ、第9節C卓が11月27日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、プロ麻雀リーグ「Mリーグ」渋谷ABEMASでも活躍する白鳥翔が、僅差ながら卓内トップを取った。
【動画】日本プロ麻雀連盟のプロが多く参加するプロ麻雀リーグ「Mリーグ」
前節まで8節連続でプラスと、記録的なペースでポイントを積み上げている白鳥は、今節も安定感抜群。1回戦は浮きの3着、2回戦は2着と小さいながらもプラスを作ると、3回戦の3着で今節としてはマイナスに転じたものの、最終4回戦はオーラスで1万2000点をアガって見事にトップを取った。これが卓内トップにもつながり9節連続でプラスの快挙。上位3人までの昇級はほぼ確実にしているが、残り2節をプラスにすれば、全11節でオールプラスになる。「今節目標通りに行くことができたので、次は首位で最終節で迎えれるように頑張ります」と語っていた。
【試合結果】
1位 白鳥翔 ＋13.5
2位 近藤久春 ＋2.7
3位 刀川昌浩 ＋2.3
4位 三浦智博 ▲20.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A～Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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