アニメ「薬屋のひとりごと」第9話が、12月2日より順次放送中。猫猫(CV:悠木碧)が壬氏(CV:大塚剛央)に自分を毒殺してもらえないか頼むシーンが「猫猫の考え方に切なくなる」「諦めの表情が印象的」と視聴者の胸を打った。
アニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏によるライトノベルが原作。コミカライズもされ、シリーズ累計2700万部を突破している。主人公は、花街の薬師だった少女の猫猫。後宮で“毒見役”として働くことになった彼女が、美形の宦官・壬氏とともに事件を解決する謎解きエンターテインメントだ。
前回放送の第8話では、猫猫が壬氏に呼びだされた。壬氏は不機嫌そうに「李白っていうのは、どういう男なんだ」と切り出した。壬氏は園遊会で猫猫へかんざしをプレゼントしたが、猫猫が武官の李白(CV:赤羽根健治)からもかんざしを受け取っただけでなく、彼を身元引受人にしたせいで、すねている様子だった。
また、猫猫は、李白に妓女をあてがったことを「一夜の夢に喜んでおりました」と語った。しかし、壬氏は猫猫が李白と一夜を過ごしたと勘違いして、ショックのあまり硬直してしまった。
猫猫の言動に翻弄される壬氏に「ヤキモチやく壬氏さまかわいかった~」「ショック受けすぎ笑」「勘違い&ショックっぷりが笑えた」「お口ポカーンおもろい」「壬氏さまは猫猫のこと大好きだよねぇ」「すねる壬氏さまが不憫だけどかわいい」と和む視聴者が続出していた。
最新話の第9話「自殺か他殺か」では、猫猫がこれまで関わってきた難事件を回想した。人々の命があっけなく消えていく映像とともに、歌手・XAIが歌う挿入歌「明日を訪ねて」が流れた。やがて猫猫は、壬氏に「もし私を処刑する場合、毒殺にしていただけませんか」と淡々と頼んだ。
人間の醜さ、命の儚さを熟知しているからこその猫猫の達観した心境に、「主人公がどういった世界にいるのかを再確認」「猫猫の考え方に切なくなる」「諦めの表情が印象的」と胸が苦しくなる視聴者が続出。挿入歌が流れる演出も「演出が見事すぎて魂消えた」「挿入歌のタイミング最高」「恐いけど引き込まれる」と評価されている。
第9話「自殺か他殺か」
<あらすじ>
激務に追われる壬氏の元に、ある武官の訃報が届く。死因は仲間うちでの宴会で酒を飲みすぎたこと。だが武官のことをよく知る壬氏は納得できず、酒による死について猫猫に尋ねる。すると猫猫は、武官の食生活と深酒の理由を知り、酒が入っていた酒瓶から本当の死因を推理するのだった。猫猫は人々の死に想いを馳せ、「私は毒殺にしてほしい」と訴える。その真意とは?
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
アニメ『薬屋のひとりごと』放送回一覧(動画リンクつき)
| 話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
|---|---|---|
| 1 | 猫猫 | 猫猫の正義感が幼子を救う |
| 2 | 無愛想な薬師 | 媚薬の出来はバッチリ!? |
| 3 | 幽霊騒動 | 奇行の裏の真実に気づく猫猫 |
| 4 | 恫喝 | ガチギレ猫猫のマジビンタ! |
| 5 | 暗躍 | そばかすを落とした猫猫の顔 |
| 6 | 園遊会 | 「これ、毒です」猫猫が本領発揮 |
| 7 | 里帰り | 高順の前で素が出てしまう壬氏 |
| 8 | 麦稈 | 「一夜の対価」に壬氏、硬直 |
| 9 | 自殺か他殺か | 猫猫の死生観、壬氏の懊悩 |
| 10 | 蜂蜜 | 変態に追い詰められる猫猫 |
| 11 | 二つを一つに | 阿多妃の過去が明らかに |
| 12 | 宦官と妓女 | 猫猫、指先だけならお触りOK |
| 13 | 外廷勤務 | 官女とのドロドロバトル |
| 14 | 新しい淑妃 | 「女の園の秘術」を教授 |
| 15 | 膾 | 曲者な軍師・羅漢が来た! |
| 16 | 鉛 | 鍵の開かないタンスの謎 |
| 17 | 街歩き | 妓女の価値を下げる方法 |
| 18 | 羅漢 | 猫猫と羅漢の関係が明らかに |
| 19 | 偶然か必然か | 命を守るため、猫猫が走る |
| 20 | 曼荼羅華 | 壬氏が飲む薬の効果 |
| 21 | 身請け作戦 | 隙あらば嫉妬する壬氏 |
| 22 | 青い薔薇 | 羅漢の目に映る人々 |
| 23 | 鳳仙花と片喰 | 妓女・鳳仙と羅漢の悲恋 |
| 24 | 壬氏と猫猫 | 壬氏の頭突きを食らう猫猫 |
| 25 | 猫猫と毛毛 | 壬氏、恍惚の表情でネコ吸い |
| 26 | 隊商 | 小蘭、猫猫にムニムニほおずり |
| 27 | 冬人夏草 | 亡くなった中級妃と毒きのこの謎 |
| 28 | 鏡 | 絶世の美女の正体はまさかのやり手婆 |
| 29 | 月精 | 闇に浮かび上がった“美女”壬氏 |
| 30 | みたび、水晶宮 | 梨花妃のビンタに深い理由 |
| 31 | 選択の廟 | 皇帝の爆弾発言に焦る壬氏 |
| 32 | 皇太后 | 皇太后の“呪い”発言が怖すぎる |
| 33 | 先帝 | 高順にあやされるギャン泣き幼少壬氏 |
| 34 | 怪談 | 本気のガチホラー回 |
| 35 | 狩り | 猫猫と壬氏、襲撃からのずぶ濡れ急接近 |
| 36 | 華瑞月 | 壬氏に壬氏の壬氏があった |
| 37 | 湯殿 | 猫猫たちの楽しいお風呂回 |
| 38 | 踊る幽霊 | 壬氏が「猫猫」と呼ぶ |
| 39 | 氷菓 | 壬氏、猫猫に顎クイ |
| 40 | 巣食う悪意 | 生きていた翠苓 |
| 41 | 狐の里 | 猫猫の名推理に子翠は爆笑 |
| 42 | 鬼灯 | 激おこ壬氏 |
| 43 | 祭り | 猫猫の超オタク早口 |
| 44 | 砦 | 楼蘭妃の正体が判明 |
| 45 | 蟇盆 | たくましすぎる猫猫 |
| 46 | 禁軍 | 猫猫と壬氏、久々の再会 |
| 47 | 子の一族 | 若い頃の子昌&神美がエモい |
| 48 | はじまり | 猫猫と壬氏、それぞれの立場に |











