雀力が試されそうな清一色のテンパイ、あなたはすぐにわかる?プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ」12月4日の第1試合で、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(連盟)が南4局で大物手・清一色のテンパイ。ずらりと並んだマンズに、ファンから「全然わかんねー」「何待ちやねん」といった声が大量に寄せられた。
清一色は門前で6翻、鳴いても5翻と役満を除いては最も高い役。マンズ・ピンズ・ソウズのいずれか1種だけで仕上げるもので、見た目も実に豪華で鮮やかだ。なかなか門前で完成するケースも少ないため、麻雀ファンにとっても興奮ポイントの一つだ。
箱下、-5600点と大苦戦だった松ヶ瀬は、オーラスで一矢報いようとマンズの一色手に向かっていくと、ツモも応えるようにどんどんとマンズを引き寄せて、12巡目に七万を引いたところで、ついにテンパイにたどり着いた。すると松ヶ瀬は、決めていたように長考することなく四万を切ってリーチ。カン八万待ちのテンパイで、アガれば清一色だけでなく一気通貫に一盃口まで成立する、超高打点のリーチになった。なお、この状況から九万を切っても二万・四万のシャンポン待ちにはなるが、清一色以外の役が成立しない。
プロテストの筆記試験でも、清一色のテンパイ形についての問題が出るだけに、ファンからも「もう待ちわかんないよ」「プロテスト」「やべえええ」といったコメントが集まっていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)