真冬のサクラはどこまで咲くか サクラナイツ・内川幸太郎で首位固め狙い/麻雀・Mリーグ
【中継】大和証券 Mリーグ サクラナイツvsABEMASvsフェニックスvs雷電

 Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、12月5日の第1試合に出場する4選手を発表した。前回の登場日で、ついに奪取に成功したKADOKAWAサクラナイツ。昨シーズンこそファイナルを逃したが、その他のシーズンは優勝1回を含め、ファイナルシリーズまで進んでいる強豪が、2シーズンぶりの本領発揮の真っ最中だ。じわじわとレギュラーシーズンの折り返し地点が続く中、がっちり首位固めできるか。

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 KADOKAWAサクラナイツといえば、2022-23シーズンの優勝チーム。ただ翌年から精神的支柱だった沢崎誠(連盟)が抜けたところ、チーム初のレギュラーシーズン敗退を経験した。今期は巻き返しを誓ったところ、試合数をこなす度に各選手の状態が上向きに。個人マイナスなのは、先発の内川幸太郎(連盟)だけという状況だ。リーダーとしてここは見せ所。4選手全員がプラスとなれば、首位の座はさらに盤石となる。

 リーグ6位の渋谷ABEMASは、前回出場時にうれしい今期初トップを取った日向藍子(最高位戦)が先発する。もともと守備的な選手ながら、腹を括って前に出た結果が白星にもつながった。1回のトップは雀士にとって最大の良薬。苦しんだ分、この後はガラリと雰囲気を変えて余裕を持って打てるかもしれない。

 初優勝を目指すTEAM雷電だが、苦しい敗戦が続きリーグ順位も7位まで落ち込んできた。今期も上位6チームまでがセミファイナルシリーズに進むが、6位までがプラス、7位以下がマイナスと、くっきり線が引かれてしまっているだけに、早くボーダーラインの上へと戻りたい。黒沢咲(連盟)も、思ったような麻雀が打てていない一人。スカッとするような高打点連発のセレブ麻雀、今夜は見られるか。

 デビューイヤーから暗いトンネルが続くセガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)。その実力・実績は認められているものの、Mリーグはデビューしてから10戦でトップなし。個人スコアは、ついに全36選手中、最下位まで落ち込んだ。輝かしいプロ生活の中で、長期間トップが取れないという経験も、醍醐にとっては珍しいかもしれない。道に明かりを照らすのは、自分を信じて打つ麻雀のみだ。

【12月5日第1試合】

KADOKAWAサクラナイツ・内川幸太郎(連盟)個人22位 ▲29.5
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人25位 ▲86.6
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人36位 ▲249.0
TEAM雷電・黒沢咲(連盟)個人27位 ▲113.5

【12月4日終了時点での成績】

1位 KADOKAWAサクラナイツ +319.6(38/96)
2位 U-NEXT Pirates +232.5(40/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +177.9(40/96)
4位 赤坂ドリブンズ +175.3(42/96)
5位 EX風林火山 +126.3(42/96)
6位 渋谷ABEMAS +49.1(40/96)
7位 TEAM雷電 ▲166.4(40/96)
8位 BEAST Japanext ▲365.0(40/96)
9位 セガサミーフェニックス ▲549.3(38/96)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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Mリーグ 配信情報まとめ
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