「こんなに派手な世界はもう向いていないと思い、アイドルを卒業しました」。人気アイドルグループ乃木坂46の1期生である中田花奈は、2020年10月でグループを卒業した。1期生はグループ創世記を支えただけあり、卒業後も様々な形で活躍する者が多い。ただ、中田は卒業を決めた時は、幼いころから憧れたアイドルになれたこと、約9年の活動期間で「全てやりたかったことを叶えることができた」と、達成感と脱力感があった。このまま芸能界という表舞台から身を引くつもりでいたが、中田をこの世界に引き止めたのは「麻雀」だ。卒業してから3年余り。第2の人生をともに歩む麻雀には「自分を必要としてくれた」という感謝の言葉が溢れ出た。