【写真・画像】たった2分の猛烈スピードバトルが勃発!わずか5巡目までに2軒リーチ、決着まで一発ツモ 視聴者も混乱「なにこれ」「はやすぎる」/麻雀・Mリーグ 1枚目
【映像】大逆転勝利に驚く近藤誠一監督

 期待通り、もしくはそれ以上の逆転劇に、控室にいた監督も歓喜と驚きのガッツポーズだ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」12月19日の第2試合、セガサミーフェニックス・東城りお(連盟)が志願の連投で結果を出し、約2カ月ぶりのトップを取ると、控室で見ていた近藤誠一監督、醍醐大(いずれも最高位戦)が揃って天に両手を突き上げるようにガッツポーズ。近藤監督からは「まじか…」と、衝撃的な展開に言葉が漏れるシーンもあった。

【映像】大逆転勝利に驚く近藤誠一監督

 セガサミーフェニックスは昨期までプレーしていた近藤が選手として勇退し、新たな監督に。代わって醍醐に後継者としての白羽の矢が立ち、新たなリーグ初優勝を目指している。ところがレギュラーシーズンも折り返しという中、リーグ順位は8位と苦戦中。個人成績でプラスなのが魚谷侑未(連盟)1人だけという苦しい戦いが続いていた。

 それでもなんとか雰囲気を変えようと必死に戦う選手たち。第1試合で惜しい2着に終わった東城は、控室に戻るなり、本来は醍醐が第2試合に出る予定だったところを、連投を直訴。意気込みを買った近藤監督、醍醐は急遽予定を変更して、東城をそのまま第2試合へと送り出した。

 志願の連投に燃える東城はオーラス、三つ巴の接戦を制し、逆転勝利を決める跳満の出アガリ。本人も感極まり「泣きそうになった」という劇的な幕切れとなった。これを見ていた近藤監督、醍醐も平常心ではいられない。東城がロンの発声をした瞬間、2人で両手を大きく上に突き上げ、歓喜のガッツポーズ。醍醐が大きな声で「うおー!」と叫ぶと、近藤監督は手を下ろした後に「まじか…」と、言葉を絞り出していた。

 苦境を乗り越えるために連投を願い、見事に結果を出した東城と、その姿を見た監督とチームメイト。年末に飛び出した劇的勝利で、大きく流れが変わるかもしれない。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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【映像】東城りお、指先クルッとサイドスピンのツモ
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Mリーグ 配信情報まとめ
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