Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、12月25日の第1試合に出場する4選手を発表した。レギュラーシーズンも折り返しを迎え、既に全チームが後半戦に突入。今日試合のある4チームは年内最終戦だ。クリスマスでもあり、どのチームも豪華なケーキよりトップが欲しいはず。どの選手が仲間を喜ばせるサンタになれるか。
【映像】大和証券 Mリーグ サクラナイツvs麻雀格闘倶楽部vs雷電vsPirates
首位を走るKADOKAWAサクラナイツは、前半戦のチームの主役ともいうべき岡田紗佳(連盟)が出場する。年々地力をつけ、今期は10戦してトップから3・4・1・2と、トップ率30%、連対率70%を誇っており「岡田様」と呼ばれるにふさわしい成績だ。10年ぶりに作成したカレンダーは、今や仲間が試合前に手を合わせる開運グッズに。年内ラスト、自分に向けて必勝祈願し、試合会場へと向かう。
2位のU-NEXT Piratesだが、リーダー小林剛(麻将連合)は、まだ調子が上がらない。個人首位を走る鈴木優(最高位戦)を筆頭に、瑞原明奈(最高位戦)、仲林圭(協会)と3選手がプラスの中、▲176.7で個人33位に小林が沈むとは周囲も予想外だ。大勝するタイプではない選手だけに、マイナスポイントの返済も地道なものになりそうだが、まずは復活の1勝を挙げて、新たな気持ちで新年を迎えたい。
4位のKONAMI麻雀格闘倶楽部からは伊達朱里紗(連盟)が先発。攻守に冴えを見せる昨シーズンのMVPは、今年もしっかりと3ケタプラスでチームに貢献している。今日の結果次第では、チームも首位で年納めができるだけに、クリスマスに華々しく派手な打ち筋で輝くヒロインを目指すかもしれない。
「魅せる麻雀」を掲げるTEAM雷電の先発は瀬戸熊直樹(連盟)。昨シーズン、チームが初のファイナルシリーズ進出を果たしたこともあり、今シーズンはチーム全体が無理に肩に力が入るところがなくなった。瀬戸熊も重荷から解放された様子もあり、自分の試合に集中する凄みが戻ってきた。迫力満点のトルネードツモは、ジングルベルよりも会場に響く。
【12月25日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人6位 +137.6
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人8位 +123.2
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)個人13位 +50.2
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)個人33位 ▲176.7
【12月22日終了時点での成績】
1位 KADOKAWAサクラナイツ +302.8(50/96)
2位 U-NEXT Pirates +287.3(50/96)
3位 赤坂ドリブンズ +256.6(50/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +204.2(48/96)
5位 EX風林火山 +32.3(50/96)
6位 TEAM雷電 ▲79.2(50/96)
7位 渋谷ABEMAS ▲107.7(50/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲386.8(50/96)
9位 BEAST Japanext ▲509.5(50/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)