Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」、12月26日の第1試合に出場する4選手を発表した。今日がMリーグの年内最終日。どのチームも気持ちよく年を越して、来年の戦いにつなげたいところだ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsABEMASvsBEAST
リーグ3位の赤坂ドリブンズからは浅見真紀(最高位戦)が先発する。今期からMリーグに参戦すると、チームの雰囲気を高める役割を果たしつつ、自分の試合でもきっちりと打ちこなしている。ポイントこそややマイナスながら、先輩Mリーガーたちに押し込まれているような印象はない。今日のポイント次第では首位での年越しも狙えるだけに、一発かましたいところだ。
5位のEX風林火山からは勝又健志(連盟)が出る。今シーズン、度々女性選手3人に囲まれる「ハーレム卓」となりながら、手を緩めるような様子は微塵もなく、ひたすらに最善のルートを突き進んでいる。個人2位とチームを引っ張る存在であり、大トップで個人首位に出るようなことがあれば、さすがに目尻が下がるかもしれない。
7位の渋谷ABEMASは、現状だとレギュラーシーズンで敗退の位置にいるが、これもまた強くなるための経験の一つぐらいにしか思っていないほどの落ち着きがある。今シーズンはやや苦戦気味の日向藍子(最高位戦)だが、ダメージは最小限に食い止めるタイプ。うまく立ち回りながら、少しずつでもマイナスポイントを返済する落ち着いた動きに徹するだろう。
新規参戦ながらリーグ最下位の9位と苦しむBEAST Japanext。想像以上に分厚い壁に跳ね返され、また牌のめぐり合わせでも不運がつきまとっている。長く続く沈滞ムードを払拭するために必要なのは、36選手中、唯一勝利がない中田花奈(連盟)待望の初勝利。歓喜の瞬間を迎えれば、中田自身もチーム全体も、ガラッと雰囲気を変えて新しい年が迎えられる。
【12月26日第1試合】
赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人21位 ▲19.9
EX風林火山・勝又健志(連盟)個人2位 +280.1
渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)個人27位 ▲89.9
BEAST Japanext・中田花奈(連盟)個人32位 ▲171.0
【12月25日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +324.0(52/96)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +259.7(50/96)
3位 赤坂ドリブンズ +256.6(50/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +255.1(52/96)
5位 EX風林火山 +32.3(50/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲107.7(50/96)
7位 TEAM雷電 ▲123.7(52/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲386.8(50/96)
9位 BEAST Japanext ▲509.5(50/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)