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【映像】学生服姿の藤井竜王・名人の秘蔵写真も登場!?(10分頃~)
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 全国を8つのブロックに分け、エリア対抗として行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」で、チーム中部の監督を務める杉本昌隆八段(55)が愛知県名古屋市で地域会を開いた。愛弟子の藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)のエントリーに加えて、タイトル6期の豊島将之九段(33)もチーム入り。若手強豪もズラリと顔をそろえるエントリーリストに、杉本監督はホクホク顔を見せていた。

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 杉本監督を筆頭に、20人がエントリーしたチーム中部。八冠王の藤井竜王・名人のほか、70歳の現役最年長棋士・青野照市九段、さらに10月にプロ入りを果たしたばかりの新鋭・宮嶋健太四段など注目メンバーの名前が並ぶ。中でも注目は、愛知県一宮市出身の豊島九段だ。大会は“地域エントリー制度”を元に出身、育った場所、居住地などの中から、自ら所属する「地域チーム」を選択することが可能。豊島九段は関西在住ながら、出身地を元にチーム中部へのエントリーを決めた。

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 地元から応援のパワーを得るべく、向かった先は名古屋最大の商店街。杉本監督らチーム中部のメンバーは、大須商店街で食べ歩きやショッピングを楽しみながら地元ファンとの交流を図った。

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 さらに杉本監督は「若い世代に将棋を持ってもらおう」と普及を目指して、市内の菊華高等学校へ。2016年に杉本八段、藤井竜王・名人も訪問経験があり、再訪して生徒たちからの温かい応援を受けた。学生からは「今までに食べた勝負メシで一番美味しかったものは?」「どうやって集中力を保っている?」などの質問が寄せられ、チーム中部のメンバーは丁寧に回答。「将棋をやる上で大切にしている言葉は?」の問いに対し、豊島九段は学生の目を真っすぐに見つめて「常に変化。自分の中で新しい要素をちょっとずつ取り入れつつ少しでも成長、進化していけるようにという気持ちで取り組んでいて、それが大事なのかなと思っています」と答えていた。

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 将棋部員と指導対局を楽しみパワーを得たチーム中部は、スローガンを「天下布武!将棋の駒を持って日本一を目指す!」に決定。どの地区も強豪、精鋭が並ぶ過酷な戦いが予想されているが、チーム中部は目標を果たすことができるのか。まずは2024年1月6日に放送される監督会議の模様から注目だ。

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◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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「常に変化」豊島将之九段、関西在住ながら出身地区のチーム中部にエントリー!藤井聡太竜王・名人とタッグへ/将棋・ABEMA地域対抗戦

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