チームロンゲの副部長は、麻雀でも強かった!「大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦」が1月1日に放送され、予選B卓に出場した西武・今井達也が堂々とした内容でトップを獲得。決勝卓に進出した。試合後には、引退してからプロ麻雀リーグ「Mリーグ」入りを目指す(?)というリップサービスも飛び出した。
【映像】引退後はMリーガー?上機嫌の西武・今井達也(1時間33分43秒ごろ~)
今シーズンは先発として自身最多の10勝を挙げ、秋には「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」で侍ジャパンに初選出。韓国との決勝では先発も任されるなど、今後も大きく期待される右腕だが、麻雀の腕もたくましかった。
トレードマークのロン毛をキュッと後ろに結び、いつもとは違った凛々しさを醸し出しながら卓に向かうと、東2局に楽天・酒居のリーチをかいぐくり、追っかけリーチを打つと、酒居からこぼれた5筒を仕留めて一発ロン。リーチ・一発・平和・ドラ・裏ドラの8000点(供託1000点)で、早速トップ目に躍り出た。その後も安定感のある麻雀に終始すると、南3局3本場は供託も4本たまったところで、リーチ・赤の3200点(+900点、供託4000点)のアガリでダメ押し。ほぼ完璧な試合運びでトップを取った。
試合後は、最後の最後まで自ら決着をつけに行くようなリーチを打ったシーンに触れ「ここで決めておこうと思ったら、後から日吉さんのリーチが来たのでめちゃくちゃ焦りました。振らなくてよかったです」とホッとした笑み。さらにインタビュアーから「引退したらMリーガーに?」と質問されると「そうですね。アピールしておかないといけないです」とリップサービスも飛び出していた。
Mリーグには芸能界、将棋界など「二刀流」の選手はいるが、プロ野球選手出身者はゼロ。Mリーガー以外のプロ雀士には、元近鉄・加藤哲郎が日本プロ麻雀連盟に昨年9月、入会を果たしている。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦 現役プロ野球選手10人とMリーグの実況、解説ら6人が参加のトーナメント。予選A~D卓からトップの1人が勝ち上がり決勝卓に進み優勝を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)