声を枯らすほどの絶叫で有名になった熱血実況者は、麻雀中でもよくしゃべる。「大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦」が1月1日に放送され、予選B卓にはプロ麻雀リーグ「Mリーグ」の公式実況・日吉辰哉(連盟)がプレーヤーとして出場。場の空気を明るくしようと務めたのか、試合開始直後からしゃべり倒し、放送席で見ていた選手たちから「どこでもうるさい」「ああいうお父さん、いる!」と総ツッコミにあうこととなった。
日吉はプロ雀士ながらアナウンサー顔負けのトークスキルを持ち、これまで比較的地味だった麻雀の放送対局の概念を覆すような熱血実況で有名に。プロレス中継さながらに、いろいろな異名をつけたり、ファン以上に興奮したりと大暴れで、そのエンタメ性の高さが評価されて麻雀実況に関する著書も出すことになったほど。プロレス中継のレジェンド・古舘伊知郎と共演したこともある。
プロ雀士としてはファン相手に麻雀教室も行っている日吉だけに、Mリーグの試合会場で打たせても、特に緊張することなくリポーターで後輩の襟川麻衣子(連盟)、プロ野球界から出場してきた西武・今井達也、楽天・酒居知史の両投手とも、余裕を持っていた。さらに、場を和ませようとしたのか戦いながらも選手たちを質問攻めに。これには実況を担当していた渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)から「日吉さん、どこでもうるさいですね」とツッコミを入れると、解説担当のKONAMI麻雀格闘倶楽部・滝沢和典(連盟)も「あはは。ああいうお父さん、いる!話しかけるんじゃないよ!」と大ウケだった。
なお南場は対局に集中したのか、それともしゃべり疲れたのか、すっかりしゃべらず存在感を消していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦 現役プロ野球選手10人とMリーグの実況、解説ら6人が参加のトーナメント。予選A~D卓からトップの1人が勝ち上がり決勝卓に進み優勝を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)