クールに決めてきたスター選手も、まさかのハプニングでついに笑顔で“陥落”だ。「大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦」が1月2日に放送され、決勝卓にはプロ野球界から西武・今井達也、広島・中村健人の2人が出場。優しげな笑顔を見せながらプレーする中村に対して、今井はクールなポーカーフェイスを貫いていたが、女性雀士の「へんてこりんな点数」に、思わず笑みを漏らすシーンがあった。
【映像】謎な点数申告に思わず微笑む西武・今井(1時間11分40秒ごろ~)
NPBとプロ麻雀リーグ「Mリーグ」初のコラボとなった大会で、決勝には今井、中村のほか、元赤坂ドリブンズ・丸山奏子(最高位戦)、リポーターを務める松本圭世の4人が進んでいた。予選では各選手が談笑しながら打ち進めるほんわかした雰囲気が多かったものの、決勝に入るとガラリと空気が変わり、各選手ともピリッとした表情で打ち続けた。
まさに張り詰めた真剣勝負という様相を、一気に変えたのが丸山だった。東4局2本場でアガリをものにした丸山は「2000は2200(点)」と申告。ただ、聞き覚えのない数字に放送席で解説をしていたTEAM雷電・萩原聖人(連盟)が咄嗟に「2000は2200って言った?」と指摘した。
卓上でも2200点という響きに違和感たっぷり。丸山と松本は顔を見合わせると、丸山本人から「2000は2600だよね?ごめんなさい」と謝罪。さらに「へんてこりんな、存在しない点数」と笑い出してしまった。実際には2000点のアガリに、積み棒分の600点が足されて2600点が正解。慌てる丸山の様子を見た今井がニコリと微笑むと、実況の日吉辰哉(連盟)も「さすがの今井も笑いましたよ。これにはニッコリ」と伝えた。
ハプニングをさらにおもしろく仕立てたのがエンターテイナー萩原。「今井君、中村君、罠だ、罠だ!気をつけろ。罠だぜ!世の中には罠ってやつがいっぱい落ちているんだよ」と、場を和ませようとした丸山が、あえて点数申告を間違えたと“色付け”した。もちろん丸山がわざと間違えるようなことはないが、そこは萩原も理解しての演出。日吉も、萩原が演じたアニメの主人公を引き合いに出し「カイジのセリフみたい」と表現すると、ファンからも「策士まるこw」「そのとき、今井が笑った」「あかん!だまされる!」と大きな笑いが生み出される形となった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦 現役プロ野球選手10人とMリーグの実況、解説ら6人が参加のトーナメント。予選A~D卓からトップの1人が勝ち上がり決勝卓に進み優勝を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)