プロ野球という華々しい場所で活躍している選手だからこそ使える超大技が決まった。「大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦」が1月2日に放送され、予選C卓には広島・中村健人が出場。南3局に対々和・三暗刻のテンパイから大明カンを敢行し、リンシャン牌の赤5筒でツモアガリするという離れ業をやってのけた。
【映像】大明カンから赤5筒をリンシャンツモの超絶プレー(50分15秒ごろ~)
中村はルーキーイヤーから63試合に出場した右投げ右打ちの外野手。ただ2年目の今季は1軍出場がなく悔しいシーズンとなった。来季に向けての準備は着々と進めているが、趣味の麻雀でも存在感を示して、各方面でアピールするチャンスを得た。
強烈すぎる一撃を決めたのは親番の南3局。1万7400点持ちのラス目から逆襲を狙うと、9巡目に白をポン。次巡に対々和・ドラ2、ツモれば三暗刻もつくというテンパイを入れた。ところが中村はここから8索を大明カンするという超積極策に。放送席で解説を務めていたプロ麻雀リーグ「Mリーグ」TEAM雷電・萩原聖人(連盟)と、実況の日吉辰哉(連盟)が声を揃えて「カンしたっ!」と叫ぶと、萩原はさらに「すごい!ツモったら…」衝撃的なシーンを予感した。
すると中村はリンシャン牌としてなんとダブドラである赤5筒をツモり、白・対々和・リンシャンツモ・赤・ドラ3の倍満に。出アガリ満貫でも十分といったところから、大明カンにより打点を倍にしてしまうという超絶プレーを見せた。これには放送席も大騒ぎ。日吉が「うわー!ウソやろー!8000オール!トップ目!全部ひっくり返した!」と叫びまくると、萩原も「広島カープ、楽しみですよ!カンできるメンタルもすごい」と手放しで称え、視聴者からも「まじで!?!?!?」「すごいもの見たw」「やばすぎる「漫画みたいなあがりw」と驚きに満ちたコメントが溢れていた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆大和コネクト証券 プロ野球 新春麻雀交流戦 現役プロ野球選手10人とMリーグの実況、解説ら6人が参加のトーナメント。予選A~D卓からトップの1人が勝ち上がり決勝卓に進み優勝を決める。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)