Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」1月4日の第1試合に出場する4選手を発表した。この日が2024年の新年初戦。どのチームも好スタートを切って、レギュラーシーズン後半戦に弾みをつけたいところだ。
【中継】大和証券 Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsアベマズvsBEASTvsPirates
2023年を首位で終えたU-NEXT Pirates。2度目の優勝に向けて、帆にいい風を受けて順調な航海を続けている。全員が揃って好調というよりも、誰かの不調を他の誰かがカバーするというチーム戦としては理想的な展開。シーズン序盤から活躍しつつ現在はダウントレンドの仲林圭(協会)も、年が変わったところでもう一度調子を上げられるか。
リーグ3位のKONAMI麻雀格闘倶楽部からは個人4位の伊達朱里紗(連盟)が出る。開幕ダッシュの4連勝からしばらくトップから遠ざかっていたものの、年末に久しぶりの勝利を挙げて、再び上昇ムードに。昨期のMVPが2年連続の快挙をかけた2024年を、好位置で迎える。節目で大物手を成し遂げることでも知られるだけに、新年初戦でいきなり役満が飛び出すこともありそうだ。
渋谷ABEMASはリーグ6位と、ボーダーラインぎりぎりでシーズンを折り返した。昨期覇者の常勝軍団に焦りの色は見えないが、とはいえ3ケタマイナスを抱えたままの日々は、決して居心地がよくない。切り込み隊長・松本吉弘(協会)の強さが際立つのは、こういうタイミングだ。
新規参戦ながらリーグ最下位と苦しむBEAST Japanextは、爆発力のある鈴木大介(連盟)に初戦を託した。4選手全員がマイナスという中、一番成績のいい鈴木大介が新年初戦を任されるのも自然。むしろじりじりとポイントを戻していく時間的猶予はないだけに、特大トップで昨年からガラリと雰囲気を変えたいところだ。
【1月4日第1試合】
KONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)個人4位 +200.5
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)個人14位 +42.2
BEAST Japanext・鈴木大介(連盟)個人20位 ▲18.3
U-NEXT Pirates・仲林圭(協会)個人18位 +8.9
【12月26日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +324.0(52/96)
2位 赤坂ドリブンズ +291.6(52/96)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +259.7(50/96)
4位 KADOKAWAサクラナイツ +255.1(52/96)
5位 EX風林火山 +71.3(52/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲105.8(52/96)
7位 TEAM雷電 ▲123.7(52/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲386.8(50/96)
9位 BEAST Japanext ▲585.4(52/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)