Mリーグ機構は、「大和証券Mリーグ2023-24」1月5日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目はリーグ2位の赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)。チームの新年初戦を任されたが、トップを取ればもれなくチームは新年早々に首位浮上だ。
【中継】大和証券 Mリーグ ドリブンズvs風林火山vsフェニックスvs雷電
苦しいシーズンが続いていた赤坂ドリブンズも、新メンバー2人を加えた効果も発揮され、チームは上昇気流に。昨期、終盤までMVP争いを繰り広げた園田も、さらに麻雀に冴えと磨きがかかっている。理論派が揃うだけに、リードを持った時ほど安定感が際立つもの。1牌ごとに理を求めた結果が、さらに順位を押し上げていく。
リーグ5位のEX風林火山からは昨年、不振にあえいだ松ヶ瀬隆弥(RMU)が初戦を務める。迫力あるツモと繊細な選択のギャップが魅力の松ヶ瀬だが、ことごとく牌のめぐり合わせに嫌われ、本人の想定を大きく超えるマイナスを抱えたことだろう。年も変わって心機一転。怒涛の進軍が始まる。
リーグ7位とボーダーラインのすぐ下にいるTEAM雷電からはスター選手・萩原聖人(連盟)が先発。年末の企画では憧れのプロ野球選手と麻雀で交流して大きな刺激を受けただけに、年明けの試合でのテンションも高いはず。新年早々、日本各地で起きた悲しい出来事を麻雀で上書きするべく、萩原が熱く打つ。
マイナスポイントが400に迫る8位・セガサミーフェニックスからは茅森早香(最高位戦)が出る。ボーダーラインまでは250ポイントほどあるが、46試合も残っており、まだ焦るほどではない。打点の高さに定評があるだけに、新年の景気づけに100ポイントクラスの特大トップを取れば、不死鳥が大きく舞い上がる。
【1月5日第1試合】
赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)個人3位 +221.1
EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)個人35位 ▲264.1
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)個人34位 ▲212.0
TEAM雷電・萩原聖人(連盟)個人14位 +42.4
【1月4日終了時点での成績】
1位 U-NEXT Pirates +332.0(54/96)
2位 赤坂ドリブンズ +291.6(52/96)
3位 KADOKAWAサクラナイツ +255.1(52/96)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +252.8(52/96)
5位 EX風林火山 +71.3(52/96)
6位 渋谷ABEMAS ▲111.4(54/96)
7位 TEAM雷電 ▲123.7(52/96)
8位 セガサミーフェニックス ▲386.8(50/96)
9位 BEAST Japanext ▲580.9(54/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)