1月6日に放送されたアニメ「薬屋のひとりごと」第13話で新OP映像が解禁された。シンガーソングライターのUru(ウル)の楽曲「アンビバレント」に乗せて描かれる意味深長なカットの数々が、「伏線の嵐にワクワクが止まらない」「気になる描写多くて楽しみ」とファンを惹きつけた。
アニメ「薬屋のひとりごと」は、日向夏氏によるライトノベルが原作。コミカライズもされ、シリーズ累計2700万部を突破している。主人公は、花街の薬師だった少女の猫猫(CV:悠木碧)。後宮で“毒見役”として働くことになった彼女が、美形の宦官・壬氏(CV:大塚剛央)とともに事件を解決する謎解きエンターテインメントだ。
前回放送の第12話では、後宮から解雇されて花街で働く猫猫と壬氏が再会した。会話していると、壬氏が猫猫に突然触れようとした。猫猫は初め嫌がっていたが、結局は「指先だけですよ」と譲歩した。すると壬氏は猫猫の唇に指で触れたあと、その指にキスをした。笑ってみせる壬氏に、いつもクールな猫猫もさすがに照れていた。
大胆な行動に出た壬氏に「キュンキュンした!」「壬氏のあの嬉しそうな顔!こっちまでニヤけたわ」「あのキスの仕方はズルい」「キスした壬氏様のしたり顔、良い!」と視聴者は大興奮だった。
第2クールの初回にあたる第13話「外廷勤務」では、シンガーソングライターのUruが歌うOP曲「アンビバレント」が披露された。Uruは、「主人公の猫猫は、私にとってすごく刺激的な人物で、作品を拝読しているうちにその魅力に惹き込まれていきました。この気持ちを壬氏とリンクさせながら歌詞を書いていきましたが、聴いてくださった方の日常でも憧れの誰かを思い起こすことができるような言葉になっていると思います」と公式サイトにコメントを寄せており、どこか切なさを感じる楽曲に仕上がっている。
OP映像には、新キャラらしき片眼鏡をかけた謎の男が登場。青いバラが枯れていく不気味な描写や、誰のものかわからない包帯を巻いた手も描かれて、今後の展開に期待がふくらんだ視聴者が多かった様子。「伏線の嵐にワクワクが止まらない」「気になる描写多くて楽しみ」「期待感がふくらむ感じでいいよいいよー!」と大盛りあがりで、「グッときた」「演出がガチ鳥肌もん」と称賛されている。1月6日にYouTubeで公開されたノンクレジット版OPは、9日時点で早くも110万再生を突破した。
第13話「外廷勤務」
<あらすじ>
後宮を解雇されたものの、壬氏に身請けされる形でまた宮廷に戻ることになった猫猫。緑青館を出るその時まで梅梅たち三姫に可愛がられながらも、今度は自らの意思で宮廷へと赴く。しかし、新しい職場は慣れ親しんだ後宮ではなく、外廷にある壬氏の家だった。猫猫はこれまでとは違う待遇に戸惑うが、壬氏に官女になるための試験を受けるように言われる。
(C)日向夏・イマジカインフォス/「薬屋のひとりごと」製作委員会
アニメ『薬屋のひとりごと』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 猫猫 | 猫猫の正義感が幼子を救う |
2 | 無愛想な薬師 | 媚薬の出来はバッチリ!? |
3 | 幽霊騒動 | 奇行の裏の真実に気づく猫猫 |
4 | 恫喝 | ガチギレ猫猫のマジビンタ! |
5 | 暗躍 | そばかすを落とした猫猫の顔 |
6 | 園遊会 | 「これ、毒です」猫猫が本領発揮 |
7 | 里帰り | 高順の前で素が出てしまう壬氏 |
8 | 麦稈 | 「一夜の対価」に壬氏、硬直 |
9 | 自殺か他殺か | 猫猫の死生観、壬氏の懊悩 |
10 | 蜂蜜 | 変態に追い詰められる猫猫 |
11 | 二つを一つに | 阿多妃の過去が明らかに |
12 | 宦官と妓女 | 猫猫、指先だけならお触りOK |
13 | 外廷勤務 | 官女とのドロドロバトル |
14 | 新しい淑妃 | 「女の園の秘術」を教授 |
15 | 膾 | 曲者な軍師・羅漢が来た! |
16 | 鉛 | 鍵の開かないタンスの謎 |
17 | 街歩き | 妓女の価値を下げる方法 |
18 | 羅漢 | 猫猫と羅漢の関係が明らかに |
19 | 偶然か必然か | 命を守るため、猫猫が走る |
20 | 曼荼羅華 | 壬氏が飲む薬の効果 |
21 | 身請け作戦 | 隙あらば嫉妬する壬氏 |
22 | 青い薔薇 | 羅漢の目に映る人々 |
23 | 鳳仙花と片喰 | 妓女・鳳仙と羅漢の悲恋 |
24 | 壬氏と猫猫 | 壬氏の頭突きを食らう猫猫 |
・無料でみられる「薬屋のひとりごと」エピソード・見逃し配信一覧