<大相撲一月場所>◇初日◇14日◇東京・両国国技館
令和六年大相撲一月場所の初日、序ノ口の取組が行われ、16歳力士同士の熱戦にまだ客がまばらな館内がいきなり沸いた。
この日、四番目の取組。序ノ口四枚目・祥乃山(高田川)が同じく四枚目・葛錦(錦戸)を土俵際の投げの打ち合いを制して、寄り倒して下した。土俵際の手に汗握る攻防に館内からはどよめき、拍手、歓声があがった。
祥乃山は岡山県真庭市出身、平成19年4月24日生まれの16歳。身長168センチ、体重76.3キロで、初土俵は令和五年三月場所。一方の葛錦は静岡県掛川市出身、平成19年8月16日生まれの同じく16歳。身長165センチ、体重100キロで初土俵は祥乃山と同じく令和五年三月場所。まだ髷を結うことのできない若きライバルの対決だ。
立ち合い、頭をつけ、右をおっつけるように前に出た祥乃山。その圧力をかわすように葛錦が反時計回りに土俵を回ると、両者まわしを探りながらの攻防。そのまま土俵際にもつれた一番は投げの打ち合いとなったが、最後は葛錦の左からの下手投げをしのいだ祥乃山が寄り倒して初日を出した。
二転三転する攻防を受け、館内からはどよめきが起こり、その後、拍手、歓声が響いた。またABEMAファンからは「いい相撲」「頑張った」などの反応に加え「初場所始まると嬉しい」といった興奮の声も寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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