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【映像】「お茶汲みとシュレッダーは自分でやって!」柴田阿弥が熱弁

 内閣府が12月に公表した調査によると、地方から東京圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の1都3県)へ転入する人が増えており、特に若い女性が地方から離れる傾向が深刻化しているという。

【映像】「お茶汲みとシュレッダーは自分でやって!」柴田阿弥が熱弁

 この問題について、慶応義塾大学の特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏と、ニュース番組『ABEMAヒルズ』の柴田阿弥アナウンサーが考えた。

若新雄純(以下、若新):アイドルやアナウンサーとしてこの世界で生きてきた中で、「時代による周囲の変化」は感じる?

柴田阿弥(以下、柴田):私がアナウンサーになった時は大学教授もネットも「アナウンサーは喋るな」という考えだった。だが今は大きく変わり、『議論に混ざってくれ』と言われるようになった。しかしこの変化は“日本全体”には及んでいないようだ。

若新:時々ローカルのニュース番組・情報番組に出演させてもらうことがあるが、リハーサルなどで“偉い人”が「そんな話は聞いてないんだよ。原稿だけ読んどけ!」と女性アナウンサーに当たるような場面をいまだに見る。もちろん、「アナウンサーの仕事とは何か」という議論はあるが、それと「相手の存在をきちんと尊重すること」は別の話だ。都会には都会の辛さがあるが、地方の女性がお茶汲みなどといった特定の役割ばかりを与えられて「フェアな競争」に参加できない点は問題だ。

柴田:地方の都市部は多少改善が進んでいるが、やっぱり仕事の選択肢が少ないという課題もこの問題には影響している。

若新:地方においても高校卒業までは男性中心ではなく、むしろ生徒会の幹部なども女性が多いくらいで、女性が主導する形になっている。だが、ひとたび社会に出るとその大きなギャップに苦しむことになるので、留意しておく必要がある。

柴田:改善のために、まずはシュレッダーとお茶汲みなどといった「自分でできることは自分でやろう」と全国で徹底してほしい。

(『ABEMAヒルズ』より)
 

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